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feed VX-3のバッテリー新調しました (2021/3/7 0:00:01)

VX-3のバッテリーを買い替えました。

VX-3はFT-817と並ぶ名機だと思います。

これ以降のハンディ機は大型化しましたね。あまり小さいのは使いにくいとか音が小さいとか、他にもいろいろあるのでしょうが、業務機のような堅牢な無線機が増えました。
小型ハンディ機の集大成ではないでしょうか。特にVX-2からの改善は欠点をほぼ修正してお見事でした。

ラジオ聴きながらレピーターに入感した電波があるとラジオの音量が下がり、サッとレピーターが聞ける、などのながら受信に対応しています。

デジタルモードは無いけれど、デジタルモードって普段ほとんど使わないですし、使いたいときは使える無線機を使えばいいのでこれで十分ですね。
私の場合、新しいハンディ機の魅力は、D-StarやC4FMはどうでもよくって、それ以外の部分、格好いいとか、操作性が良さそうとか、新しい、とかです。
これを抜いたら1万円安くなるのなら、無い方がありがたい。

VX-3、通勤のバックに入れても邪魔にならず、いつ災害に遭ってもいいように持ち歩くのに最高です。リチウムイオンバッテリーですが、単4電池の交換ケースもあるのでさらに災害に強いんです。

そのリチウムイオンバッテリー、薄型のタイプってどのメーカーもそうですが、膨らんできちゃいますよね。特に満充電で保管するのが好きな人のは。
お店の在庫は膨らまないのに自宅の電池は膨らんでしまう。
なぜか・・・リチウムイオンバッテリーは満タン時が一番負担が大きいからなんです。劣化も進みます。
自然放電ほとんどないだけに、暴れたくてしかたないエネルギーを閉じ込めているから大変なわけです。
だから売り物は決して満タン状態ではなくて、4割程度の充電で抑えてある。
我々も5割程度で保管していれば膨らまないのですが・・・使いたい時に5割じゃ嫌ですよね。どうしても満タンにしてしまう。5割充電の充電器ってそうそう無いし。
(規定の3.7V(1セルあたり)は約5割。厳格に3.7Vで充電すればどんなに充電しても5割で抑えられます。)

そんな感じですから、買った当時の電池は全滅。リグの中で膨らんでしまうと裏蓋や本体を壊してしまうこともあります。
VX-3はデジカメ用の汎用バッテリーの流用が出来ますから、安いバッテリーが手軽に手に入ります。これは助かりますね。

他にはノキアのケータイに使われていたバッテリーがいろんな小型機器で使えますね。中華小型ラジオはみんなこれです。
アルインコの特小DJ-CH27もこれ。
やはり長い間には膨らんでしまうのですが、安く手に入るこのバッテリーは助かります。

(安い社外品のリチウム系のバッテリーにはそれなりのリスクもありますが・・・最悪家が燃えて自分や家族、近所の人の命に関わることもあります。)

ところが、中型、大型のハンディ機のバッテリーは困りもの。
新しい純正バッテリー7~8千円もしちゃうんですから。
数個買ったら本体買えちゃいますね。
DJ-G7のバッテリー、そろそろ買わないとダメな感じです。膨らんじゃって本体への負担が・・・2つ持っていましたが、もう一つのほうが起電力がゼロになってしまっていてダメだし。

例えば300万円の自動車があったら、バッテリー交換代70万円くらいだと思えばその高さが解りますね。(電気自動車だとそんなもんなのかな。)
そう考えると最近のハンディ機はランニングコストが非常に高い品物かも知れません。


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