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<資格のいらない「ライセンスフリー無線」交信イベント>3月20日(土・祝)9時から15時まで「春の一斉オンエアディ2021(通称「春オン2021」)」開催 (2021/3/17 12:05:20)
特別な資格が必要なくても、誰でもトランシーバー片手に無線交信が楽しめる無線ジャンル“ライセンスフリー無線”。“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”たちの全国規模の祭典として、2020年3月20日(土・祝)の9時から15時までの6時間にわたり、一斉交信イベント「春の一斉オンエアディ2021(通称「春オン2021」)」が開催される。コロナ禍で外出を控える方も多いだろうが、気分転換をかねて見晴らしの良いフィールドからオンエアーを楽しんでみてはいかがだろうか。
暖かくなるこの季節。お天気次第だが、なるべく高く、見通しのよい場所からの運用をおすすめしたいライセンスフリー無線。CB無線(市民ラジオ)は、Eスポの発生などによる遠距離交信に期待して楽しむこともでいる
ライセンスフリー無線愛好家、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント、「春の一斉オンエアディ(通称「春オン2021」)」が3月20日(土・祝)9時から15時まで6時間にわたり開催される。
●「春の一斉オンエアディ2021(通称「春オン2021」)」実施要綱
■開催日時:
2021年3月20日(土・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
※DX(遠距離)呼び出しタイム>早朝03:30~07:30の毎時30分
この季節、コンディション的にはグランドウェーブが中心となるものの、短時間だがスキャッターやEスポが突発的に発生し遠距離交信ができる。合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線ともに「集中呼び出しタイム」が設けられているので、チャレンジしてみよう。
なお、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れだ。
新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つといえる。
送信出力が少ないライセンスフリー無線は“移動運用”がメインだ。仲間たちが一斉に交信イベントだけに、日ごろ静かなチャンネルも賑わこと間違いない。ハンディ機片手にフィールド運用を楽しんでみたらいかがだろうか
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)