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feed 【訂正記事】メーカーが警鐘!旧技適の特定小電力機器が使えなくなる (2021/3/25 14:08:01)

今回は以前掲載した記事の訂正記事です。
以前の記事を基本的に引用しながらも、訂正情報を追加して掲載致しました。
訂正情報については読者の方から寄せられたものです。
情報提供に感謝いたします。
今回の記事は、下記の記事の訂正記事となります。

特定小電力機器というとフリラの方は421(440)Mhzを使用した特定小電力無線(特小)を想像される方も多いと思いますが、特定小電力といって...
www.freeradio.jp
2018-06-15 18:45

特定小電力機器というとフリラの方は421(440)Mhzを使用した特定小電力無線(特小)を想像される方も多いと思いますが、特定小電力といっても様々なシステムが存在しています。
フリラの交信で使用しているトランシーバも数ある「特定小電力機器」の中のカテゴリーというわけですが、今回は800Mhz帯を使用した「B型特定小電力マイク」というカテゴリーでのお話です。

SENNHEISERが旧技適システムユーザーに警鐘

オーディオ機器の製造などで有名なゼンハイザーがユーザー向けに案内を発表しています。
2022年11月30日までしか「旧技適」機器については使用できないとした資料です。
https://www.sennheiser.co.jp/release20180528.pdf

フリラの間でも「平成34年問題」という言葉でささやかれていましたが、来年から新元号に変更されるため、現在では「2022年問題」という言葉に置き換わって使用されています。


▲メーカーのwebや販売店店頭での告知も始まったようです。

フリラの技適はどうなってる?

フリラの場合はどうなってるのかシステムごとに確認していきましょう。

●市民ラジオ(合法CB)
今までの旧技適を受けたCB機(例 ICB-87R、RJ-580Dなど)は旧技適となりますので2022年12月1日以降は使用できなくなります。
それ以降も使用したい場合は、改造などで新技適を受けなおすか、新技適を取得した製品を新たに購入する必要があります。
この辺の情報はSNSやQSO時、アイボールなどでも話題になっていますので、皆さんご存知の事とおもいます。

型検時代の『みなし技適機」についても旧技適が適用されているので、2022年12月1日以降については使用できない無線機となります。

●デジタル簡易無線(登録局・3R)
デジ簡についてはシステムの規格が決まった時期が新しいので旧規格の無線機はありません。
安心して現在の無線機が使用できますね。

●特定小電力機
特小については規格が決まった時期が意外と古いので、製造時期や機種によって旧技適と新技適の機種が混在しています。
フリラに人気のある機種で注意が必要な無線機をいくつかリストアップしてみました。
このリスト以外にも対象となる無線機もあると思われますので、無線機に表示されている技適マークで確認してみてください。

・アイコム
IC-4088 — 旧技適・新技適
IC-4088D — 旧技適・新技適

・アルインコ
DJ-R20D — 旧技適
DJ-R100D – 旧技適・新技適
DJ-P11  — 旧技適・新技適(レピーター専用機)
DJ-P10R —  旧技適・新技適(レピーター専用機)

 

アイコムとアルインコをリストアップしてみましたが、同一機種であっても製造時期などによって、旧技適と新技適の個体が混在しています。
どの機種を見てもロングセラー機であることが分かりますが、フリラの世界では名機といわれているアルインコの「DJ-R20D」も旧技適機なので、いよいよ使用できるタイムリミットが近づいてきました。

▲旧技適機に表示されている技適マークです。2022年11月30日まで使用できます。
▲新技適機に表示されている技適マークです。2022年12月1日以降も使用できます。

上記の技適マークについての記載に間違いがありました。

新旧の技適マークと、新旧技適番号は連動しておらず、旧技適の番号でありながらも、新しい技適マークが表示されている機種もあるということです。
新旧技適機の見分け方については「 技適マークの新旧ではなく 」あくまでも技適番号で判別を行ってください。
この情報は、読者の方から修正情報が寄せられました。
情報提供者の方の感謝致します。
フリラjpでは訂正情報についても随時募集しております。
間違っている箇所や表現などがありましたら、是非情報をお寄せください。


▲業務用に大量に旧技適の特小を導入したボリュームユーザーには深刻な問題ですね。

特小機の技適にまつわるウワサ

特小機の旧技適機については様々な憶測が飛び交っているようです。
その噂というのが…

・特小機は使用されている台数が多すぎて取締りできない。
・そもそも免許や資格がないシステムだから取締る法的な根拠がない。
・出力が10mwという省電力なので、スプリアスの問題が起きにくい。

上記のような「取締りの対象とならない」という方向性のうわさが囁かれています。
確かにそういわれてみればそんな気もしますが、現在はどのような扱いになるかという指針はメーカーや行政側からない状態なので、 楽観視するよりも最悪の状況を想定して使用する無線機を確認しておいた方がよさそうですね。


▲ネットで型番やメーカーから新技適か旧技適か調べることができます。

動画版はこちらです

メーカーが警鐘!旧技適の特定小電力機器が使えなくなる

動画版については修正しておりません。

 

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