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<令和2年度末現在で前年より574名増え65,788名に>JARL会員数が27年ぶり「前年度比増加」に転じる (2021/4/1 10:00:23)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年3月31日、報道各社に「JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に」と題した報道資料を配付した。それによると同連盟の会員数は平成6(1994)年を最後に“前年度比で減少”の状態が長く続いていたが、令和2年度末現在の会員数(注:JARLは“毎月7日”を基準に会員名簿を作成しているので、2021年3月7日現在のもの)が65,788名となり、前年度比で574名増加。実に27年ぶりとなる「前年比増加」を達成したという。
以下、JARLの報道資料の本文をそのまま掲載する。
JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(報道資料)
当連盟はこれまで、組織基盤の強化として会員増強活動に積極的に取り組んでまいりました。地方本部・支部による会員増強企画や、入会者や現会員に向けた各種キャンペーンの継続、関係団体・企業の皆様方との連携強化、さらに、アマチュア無線やJARLの活動についての積極的なPRなどを推進してきましたが、これらの施策が着実に実を結び、コロナ禍によるハムフェアをはじめとした各種催事の中止や延期にもかかわらず、会員数の漸減傾向が確実に改善し、このほど、令和2年度末(令和3年3月7日現在)の会員数が65,788名と、前年同期比で574名増加いたしました。年度末時点の前年同期比の会員数増加は、平成6年以来、実に27年ぶりとなります。
これもひとえに、会員の皆さま方をはじめ、関係各位のご協力によるものと感謝申し上げる次第です。
アマチュア無線局全体では、残念ながら局数の減少傾向が続いておりますが、今般の制度改正を機に、より一層、アマチュア無線の振興に励みますとともに、お一人でも多くの方が連盟会員としてご活躍いただくことがなにより重要であり、引き続き会員皆さまの満足度向上、会員サービスの更なる充実を図り連盟運営に取り組んでまいります。
●関連リンク: JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(JARL Web)