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feed 疣石山314m(亘理郡山元町) (2021/4/25 17:33:32)


 震災の前、雪の積もるこの山で無線運用したことがあります。その時の山頂は樹木の中にぽっかり開けた小空間という感じで、わずかに太平洋も眺められ悪くなった記憶があります。その後、訪れるたびに藪に覆われるようになり、ただの通過点のような薄暗い山頂に変わっていきました。ところが数日前、OMのブログでこの山に新たな作業道が作られ、山頂付近も伐採されて眺望が得られるようになったとの記事を目にしました。どのように変わったのか、気になって本日登ってみました。

 常磐線山下駅下車。高瀬峠をめざします。石切り場まではまともな林道ですが、その先は路面がえぐれ徒歩がやっとの状態。でも刈払いがされ以前よりは歩きやすくなっていました。峠から南の斜面を登ると大森山、今日は北へ。名乗峠(旧高瀬峠)を経て螺吹山の手前、右の枝道を進むとちょっとした展望地になっていました。石切り場の真上の場所のようで、太平洋や大森山が目の前に見えていました。


高瀬峠へ


高瀬峠






 登山道に戻り先へ。螺吹山はどこが山頂なのかよくわからず、標識も見過ごしてしました。ところどころ倒木があるものの藪っぽい感じはなく、良く踏まれた登山道を進むと、急に樹木がなくなり、伐採された斜面が目に飛び込んできました。。


伐採地

 
 角田側から尾根の手前まで作業道がせり上がっており、伐採地のへりを縫うように登山道が続いていました。その登山道を一登りした小ピークが疣石山(別名大沢山)。平坦な山頂との印象があったのですが、樹木がなくなってみると意外にも西側は急な崖となって高度感のある山頂に変貌していました。眼下に蛇行する阿武隈川、遠くに吾妻小富士や一切経山、安達太良連峰の稜線も確認できました。伐採によるものとはいえ、このあたりではなかなかの眺望と言えるかもしれません。


疣石山山頂







 誰もいない山頂でさっそく無線運用。IC-705に外付けバッテリーを付け、2mSSBにてCQを出しました。アンテナは軽量化のためRH-770のみ。塩釜市、仙台市、亘理町、蔵王町、福島市、相馬市、伊達郡、須賀川市各局より応答いただきました。樹木がなくなったためか、南西(福島方向)が良好な印象を受けました。続いてJP7IEL局と430にて交信。距離約70km。入感ポイントを合わせて51-51。ノイズが盛大に絡み厳しいかと思いましたがDVに移り安定して交信を続けることができました。




 約1時間半の運用を終わり馬船峠へ。急な斜面を北に登り返すと西に開けた金津展望台がありました。D-star仙台青葉レピーターにアクセスできるのでは?と思い試したものの、ダウンリンクはありませんでした。鷹討山の稜線が壁になっているようです。東街道コース分岐の先に太平洋側が開ける展望地があり、再度アクセスしてみました。今度はダウンリンクあり。Google Mapsに記録を残し、JP7IEL局と再度交信。






 下山は気になっていた中尾根の沢コースとしました。山元町側、角田市側とも以前にはなかったいろんなルートが新らたにできているようです。いつの間にか人の手が加えられ変わっていく里山。約5ヵ月ぶりの山歩き。何度も通っている山域ながら、いろんな発見がありました。






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