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feed <変更・改善点多数>FT8で人気のデジタル通信用ソフト「JTDX」、4か月ぶりに最新バージョン(JTDX 2.2.156)公開 (2021/4/30 8:30:36)

FT8に代表されるデジタル文字通信が世界中で大流行しているが、微弱信号のデコード率に優れ、高度な設定も可能とされる通信用ソフトウェア「JTDX」の最新版、「JTDX 2.2.156」が2021年4月29日(UTC)に公開された。以下、速報で紹介する。

 

 

 

 

 デジタル文字通信(FT8/FT4/JT65/JT9/T10/WSPRなど)の専用ソフトウェアとして「WSJT-X」に次いで利用者が多い「JTDX」が2021年4月29日(UTC)に新バージョンの「JTDX 2.2.156」を公開した。前バージョン「JTDX 2.2.0 rc155」からちょうど4か月ぶりの更新となった。公式サイトによると下記の変更・改善を実現したという。なおコンテストモードは搭載していない。

 

JTDX 2.2.156の変更・改善点(公式サイトより)

 

<参考:上記内容の日本語機械翻訳>

 

jtdx 2.2.156 (2021/4/29)変更点

 

– boostをソースコードからビルド済みのライブラリに変更
– debian/rpmパッケージの依存関係と必要条件の変更
– バージョン番号の変更:2.2.0-rc156ではなく「2.2.156」になった
– バージョン情報を追加し、パッケージの説明を更新
– Hamlibの変更に伴い、JTDXのコードからRIG_TARGETABLE_PUREを削除
– エラー処理の改善
– JTDX .lockファイルへのアクセス例外の処理
– Macでの共有メモリの設定を変更
– トランシーバーの基本機能の変更
– JTDXの起動失敗バグの修正、FT4モードでのJTDXの起動失敗の修正
– SunSDR2ファミリーのトランシーバーのTCIインターフェイス上のCATおよびオーディオのサポートを追加。CAT over TCIが選択されている場合、Audio over TCIをオプションで有効にできる。JTDX v156は、ExpertSDR2 x64 v.1.3.1 Update8ソフトウェアへの接続をサポート
– ファイルへのデバッグオプションが有効な場合、TCI TXストリームを.wavファイルに書き込む
– コメントに前のQSOの距離を追加しないようにするパッチ
– リグからバンドが変更された場合、TXオーディオレベルを保存/復元するようにした
– すべての/Pコールサインは、国名/プリフィックスの例外のためにcty.datを検索
– 160mクロスバンドの日本での運用をデフォルトでOFFにした
– 73のようなメッセージを受信した場合、自動応答の速度を少し上げる
– コールサイン・フィルターは、希望するプレフィックス、グリッド、国よりも優先度が高い
– 通知の高速化
– メッセージ送信時のTX AF周波数の変更を見直し
– 自身のグリッドがADIFファイルから正しくフィルタリングされているか確認する
– QtはTX/RXオーディオのバッファサイズを管理する
– HamlibTransceiverでリグの機能を直接参照しないようにした
– labDialFreqとreadFreqウィジェットのダークスタイルを再構築
– リグの電源ON/OFFコントロールと設定のRadioタブを分離
– パッチ:フィルターバイパスが設定されている場合、オーディオビープの通知を復元
– メインウィンドウの起動でウォッチドッグタイマーをリセットするようにした
– 着信があった場合、ウォッチドッグ・タイマーをリセットする
– S-meter: S-meter単位とdBmを選択できるプッシュボタンを追加し、初期値はS-meter単位。ボタンのツールチップを更新
– Houndモードの制御を見直し。一般的なFT8バンドではMSHVマルチアンサーオプションと完全に互換性があり、特殊なDXペディション周波数では自動周波数制御のWSJT-X DXペディションプロトコルに準拠。特別なDXペディション周波数でDXコール中に1000Hz以下の送信を行うことは、周波数制御が有効な場合は禁止されている
– HoundメッセージがLagの正の値でカウントされるのを修正する試み
– プログラム開始時のFT8バンド認識を共通化するパッチ
– Houndモードのチェック:一般的なFT8バンドのリストに5357kHzを追加
– SkipGridオプション:送信していない時にHalt Txを押した場合、QSO履歴からDX Callを削除しないようにした
– サマータイムシフトで発生したQSOロギングの時間の不具合を修正
– ポーリングのタイミングの見直し
– FT8デコーダーのメモリ使用量を削減
– FT8デコーダーに最大24スレッドのサポートを追加
– 現在のスレッドで信号が減算されている場合に大きなFFTを行うようにし、FT8デコーダーの効率を向上させた
– FT8モードでのデコード時間の短縮
– TXメッセージに独自のハッシュテーブルを使用し、スレッドの安全性を確保するためにメッセージのパッキング/アンパッキングを再構築
– メッセージのパッキングにおいて、大文字への変換を修正
– jtdxjt9プロセスのために、スタックおよびOMPスタックサイズを増加させた
– ft8b.f90における文字列インデックスの流出を防止(FT8デコーダーのクラッシュ)
– FT8 の “/R” デコードの誤りを修正し、FT8 AP タイプ 2 の “/R” デコードの誤りを修正
– cty.dat の著作権を追加
– 20210402のALLCALL7.TXTの更新、20210421のbig ctyの更新、20210422のLoTWリストの更新
– RU翻訳:メインウィンドウのUIスプリッター機能回復パッチ
– RU翻訳:キリル文字のキーボードショートカットを削除し、メインウィンドウのUIボタンに一般的なキーボードショートカットを強制的に追加
– キーボードショートカットとマウスコマンドの追加
– 設定画面の周波数リストのツールチップを変更
– 翻訳の更新

 

 

 JTDXの詳細とダウンロードは下記関連リンク参照のこと。

 

 

1年前のこの記事も参考に↓(2020/4/14掲載)
<最新版で初の多言語化>FT8などで人気のデジタル文字通信用ソフト「JTDX」、日本語での機能表記に対応

 

 

 

●関連リンク: JTDX

 

 

 


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