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スマートフォンでLinuxにWiFi接続 (2021/2/21 23:15:35)
スマートフォンのLinuxにUSB接続でのミラーリングでは有線のUSBケーブルでの処理でしたが、WiFiを使った方法もトライすることにしました。下記のブログを参考にしてやったところ思ったより意外と簡単にWiFiでLinuxにスマフォ画面を表示することができました。
ブログを参考にしましたが、Windows用なので、Linuxに対応させる必要がありました。
スマフォ側はUSBの時の設定に加え、下記の2つの設定を追加する必要があります。
スマフォの種類で表現の違いがあるかもしれません。
ワイヤレスデバッグをON
adb認証のタイムアウトを無効にするをON
このあとで、設定でスマフォのIPアドレスを確認しておきます。これは、設定→端末情報→ステータス情報→IPアドレスで確認します。(スマフォによって項目表記が異なる場合もあると思います。)
scrcpyはすでにUSB接続でインストール済みです。
Linux用に対応すると下記となります。
まずはUSBケーブルをつないでおいて下記のコマンドを端末から入力です。
スマフォにメッセージがでるので、全部OKにします。
****$ adb tcpip
5555
restarting in TCP mode port: 5555
’Windowsでは ./adb tcpip 5555
ちなみにLinuxの端末でWindowsの上記端末用コマンドを入力すると下記のエラーがでます。
bash:
./adb:そのようなファイルやディレクトリはありません。
USBケーブルをAndroidoから抜き、次のコマンドを入力します。
スマフォで確認した自分のスマフォのIPの192.168.*.*
を使います。
****$ adb connect 192.168.*.*:5555
connected to 192.168.*.*:5555
次にscrcpyコマンドを入力し、WiFI接続となります。
****$ scrcpy
INFO: scrcpy 1.12.1 <https:://github.com/Genymobile/scrcpy>
/usr/share/scrcpy/scrcpy-server: 1 fil...shed. 0.1 MB/s(24773 bytes in 0.251s)
INFO: Initial texture: 1080x2400
以上でWiFi接続の無線でのスマフォ画面がLinuxのディスプレーに表示されます。
USB接続のときと同じ用にLinux上のスマフォ画面をマウスで操作できます。
この状態で、前のデスクトップのアイコンをクリックすることで起動できました。
一旦PCの電源OFFしてからはまだ試してません。再度adbコマンドで接続コマンドやIPを入力する必要があるかもしれません。
USBケーブルを繋がないでミラーリングができるのですが、やはりUSBケーブル接続のときより遅延があります。状況によって使い分けしたほうがいいかもしれません。
サクサク使いたい場合はUSBケーブルがいいかと!
煩わしい引き回しのUSBケーブル接続がないのもいいです。
インターフェースなしでのアプリケーションだけでここまでできるのはある意味すごいと思います。
時代はどんどん進化しています。生活上で便利なものはどんどん使うようにしてゆきたいと思います。
私が知らなかっただけかも!Hi !
つづく?
execution time : 0.018 sec