無線ブログ集
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BELCOM LS-602 送信・受信ができない (2021/5/13 3:28:09)
BELCOM LS-602 送信・受信ができません。
ダイヤルエンコーダーを回すもセグメントが変わらず、周波数が変化しません。
送信・受信が両方出来ないのは、PLLが発振していないのかも知れません。
水晶発振子ハンダ強化しました。
BELCOM の無線機はスールーホールのハンダ不良が多いです。
この時代のBELCOMの無線機をいくつか見てきましたが、どれも全体的にハンダ付けがあまく、しかも下手です。
あやしいところは全て再ハンダしました。
とりあえず、発振するようになりました。
送信テストを開始します。
パワーは出ませんが、プリドライブからは微弱な電波が出るようになりました。
RFプローブやオシロスコープを使って、パワーの通過点を追いかけます。
パワーアンプ基板を外したところです。
プリドライブまではOKです。
次のファイナルトランジスタではベースまで入力がありますが、それ以降の出力がありません。
ファイナルICをめくっているところです。
2SC1969 これがNGです。
入手困難な貴重なトランジスターです。
取り外しました。
トランジスターテスターで調べてみると、B=61と表示されhFeは目減りしていますが、死亡していませんでした。
まだ使えると判断しました。
再取り付けしました。
周辺部品のハンダ強化でパワーが復活しました。
周波数エンコーダーを回してもセグメントが変わらず、周波数も変化しません。
PLL基板を点検、ハンダ不良は徹底的に再ハンダしました。
周波数エンコーダーOKです。
Sメーター照明をLED化しました。
点灯確認です。
ボリューム等の緩みを増し締めしました。
周波数。
出力。
FM・SSB・CW 10W弱
AM 3W
スプリアス良好。
受信感度。
51Mhz FM ー120.6dBm (SINAD)
AM変調の音の良さでは定評のある無線機です。
ダイヤルエンコーダーを回すもセグメントが変わらず、周波数が変化しません。
送信・受信が両方出来ないのは、PLLが発振していないのかも知れません。
水晶発振子ハンダ強化しました。
BELCOM の無線機はスールーホールのハンダ不良が多いです。
この時代のBELCOMの無線機をいくつか見てきましたが、どれも全体的にハンダ付けがあまく、しかも下手です。
あやしいところは全て再ハンダしました。
とりあえず、発振するようになりました。
送信テストを開始します。
パワーは出ませんが、プリドライブからは微弱な電波が出るようになりました。
RFプローブやオシロスコープを使って、パワーの通過点を追いかけます。
パワーアンプ基板を外したところです。
プリドライブまではOKです。
次のファイナルトランジスタではベースまで入力がありますが、それ以降の出力がありません。
ファイナルICをめくっているところです。
2SC1969 これがNGです。
入手困難な貴重なトランジスターです。
取り外しました。
トランジスターテスターで調べてみると、B=61と表示されhFeは目減りしていますが、死亡していませんでした。
まだ使えると判断しました。
再取り付けしました。
周辺部品のハンダ強化でパワーが復活しました。
周波数エンコーダーを回してもセグメントが変わらず、周波数も変化しません。
PLL基板を点検、ハンダ不良は徹底的に再ハンダしました。
周波数エンコーダーOKです。
Sメーター照明をLED化しました。
点灯確認です。
ボリューム等の緩みを増し締めしました。
周波数。
出力。
FM・SSB・CW 10W弱
AM 3W
スプリアス良好。
受信感度。
51Mhz FM ー120.6dBm (SINAD)
AM変調の音の良さでは定評のある無線機です。
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