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TR-9000 電源が落ちる (2021/5/18 23:55:39)
TR-9000 電源が落ちるとのことでお預かりしました。
システムベース BO-9との組み合わせで使っているとのことです。
内部を見ると電源トランスからジリジリという音が出ています。
メモリーバックアップ用電源のプラグの電圧を測ってみると、10mVしかありませんでした。
電源トランスの電圧を測ってみました。
電源トランスの電圧は18Vあるのを確認しました。
ふつうは、トランスが壊れるということはまずありません。
整流基板の電解コンデンサーを交換しました。
整流ダイオード2本交換しました。
これで正常に9Vを出力するようになり、トランスのジリジリ音も消えました。
TR-9000の点検です。
パネルを取り外し、長年のホコリを清掃しました。
周波数エンコーダーにぐらつきがあります。
緩んだネジを増し締めしました。
艶出し用のケミカル剤「アーマーオール」です。
「クレ・ポリメイト」という同じような商品もあります。
「アーマーオール」にてパネルとツマミの汚れを落としました。
タバコのヤニなどもキレイに落ちます。
Sメーターの照明をLED化しました。
分解です。
電球を取り外しました。
LEDを取り付けました。
組み立てです。
点灯確認しました。
PLL電圧の調整です。
PLLの発振が最大になるように調整。
それぞれの項目を順番に調整。
何について調整しているかは割愛です。
Sメーター感度調整。
変調が弱い症状があり、原因を調査しているところです。
トランジスタ1個と電解コンデンサー2個を交換しました。
しかし、結果はよろしくありません。
原因が分からず、迷宮入りとなりました。
原因はマイクロホンにありました。
マイクユニットが裏表反対に取り付けてありました。
どうりで、調子が悪いわけですね。
こちらが正しい取り付け方向です。
しかし、今度は音のビビリがヒドイことに。
振動膜のエッジを接着している接着剤が劣化して剥がれていました。
再生も考えましたが、寿命と判断しました。
中古ですが、部品の在庫があったので交換しました。
交換した部品です。
周波数。
FMデビエーション
4.6Khz
出力 10W
スプリアス良好。
受信感度。
ー123.9dBm (SINAD)
システムベースとドッキングして、電源が落ちないのを確認しました。
使ってみて下さい。
オーナー様から、システムベースの後方に2個設けてあるAC予備コンセントの調子を見て欲しいとのことでした。
1個はスイッチ連動となっていますが、スイッチの導通が無く動作しない状態でした。
このスイッチがNGですが、汎用品で同じトグルスイッチが見つかりませんでした。
分解修理するしかありませんね。
トグルスイッチの内部は接点がシーソーのように倒れてつなが構造です。
接点が焼けて黒化していました。
ダイヤモンドヤスリでカーボンを研磨したあと、ハンダメッキをしました。
組み立て。
スイッチのリビルトが完了しました。
ACコンセントも復活して良好となりました。
システムベース BO-9との組み合わせで使っているとのことです。
内部を見ると電源トランスからジリジリという音が出ています。
メモリーバックアップ用電源のプラグの電圧を測ってみると、10mVしかありませんでした。
電源トランスの電圧を測ってみました。
電源トランスの電圧は18Vあるのを確認しました。
ふつうは、トランスが壊れるということはまずありません。
整流基板の電解コンデンサーを交換しました。
整流ダイオード2本交換しました。
これで正常に9Vを出力するようになり、トランスのジリジリ音も消えました。
TR-9000の点検です。
パネルを取り外し、長年のホコリを清掃しました。
周波数エンコーダーにぐらつきがあります。
緩んだネジを増し締めしました。
艶出し用のケミカル剤「アーマーオール」です。
「クレ・ポリメイト」という同じような商品もあります。
「アーマーオール」にてパネルとツマミの汚れを落としました。
タバコのヤニなどもキレイに落ちます。
Sメーターの照明をLED化しました。
分解です。
電球を取り外しました。
LEDを取り付けました。
組み立てです。
点灯確認しました。
PLL電圧の調整です。
PLLの発振が最大になるように調整。
それぞれの項目を順番に調整。
何について調整しているかは割愛です。
Sメーター感度調整。
変調が弱い症状があり、原因を調査しているところです。
トランジスタ1個と電解コンデンサー2個を交換しました。
しかし、結果はよろしくありません。
原因が分からず、迷宮入りとなりました。
原因はマイクロホンにありました。
マイクユニットが裏表反対に取り付けてありました。
どうりで、調子が悪いわけですね。
こちらが正しい取り付け方向です。
しかし、今度は音のビビリがヒドイことに。
振動膜のエッジを接着している接着剤が劣化して剥がれていました。
再生も考えましたが、寿命と判断しました。
中古ですが、部品の在庫があったので交換しました。
交換した部品です。
周波数。
FMデビエーション
4.6Khz
出力 10W
スプリアス良好。
受信感度。
ー123.9dBm (SINAD)
システムベースとドッキングして、電源が落ちないのを確認しました。
使ってみて下さい。
オーナー様から、システムベースの後方に2個設けてあるAC予備コンセントの調子を見て欲しいとのことでした。
1個はスイッチ連動となっていますが、スイッチの導通が無く動作しない状態でした。
このスイッチがNGですが、汎用品で同じトグルスイッチが見つかりませんでした。
分解修理するしかありませんね。
トグルスイッチの内部は接点がシーソーのように倒れてつなが構造です。
接点が焼けて黒化していました。
ダイヤモンドヤスリでカーボンを研磨したあと、ハンダメッキをしました。
組み立て。
スイッチのリビルトが完了しました。
ACコンセントも復活して良好となりました。
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