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エレベーター 閉まるボタンがあるのは日本くらいって (2021/5/30 0:26:19)
エレベーターの閉ボタン、これがついているのは日本くらいだって話、以前聞いたことがあります。
諸外国では自動で閉まるのを平気で待つそうなのです。閉まれ閉まれと押すせっかちなのは日本人くらいだという話。
イタリアなら当たり前、アメリカだって、レジ打ちはのんびり。お客さんはたくさん待ってる。で、すごいのがお客さんが全くイライラしないでの~んびり待っている。
レジの店員がお友達のお客さんと話し込み始めたって、だ~れもイライラしない。平気で待ってる。
すごいですよね。
押したくなりますね。私も。
ところで、エレベーターのボタン、以前は入り口付近の操作盤一つだったのに、今は壁の両側の低い位置にも付いているのが普通ですよね。
乗る外側のドアの横にも、高さが低めのボタンがついている。
これ、よく見ると車椅子マークが付いてますね。
思いやり操作盤というのだそう。
このボタンがあるエレベーターは入ると正面に鏡が必ずあります。
無いエレベーターには鏡もありません。
さて、このボタン、鏡の目的は? 通常のボタンと違う点は何でしょうか。
思いやり操作盤を使うと、車椅子等の乗り降りにちょっと時間が必要な人への思いやり、開閉時間が5秒~10秒長くなるんです。
そして鏡は、車椅子の方がバックで出ていく時に鏡を見ながら後ろを確認するためにあるんです。
2つ並んだエレベーターの一つに低いボタンがあったら、そこを押すと、そのエレベーターはすでに隣に全員乗って乗る人が居なくなっても必ず来ます。
なぜなら車椅子の方が待っているはずだから。私が向かわなきゃ、と思っているからです。
だからそうじゃないエレベーターでもいい人は絶対押してはいけません。無駄に一往復動いてしまいます。
知ってましたか。知らない人多いですよね。
エレベーターの運行、みんな自分で遅くしちゃっているんですよ。
1階で乗った人が思いやり操作盤で降りる階のボタンを押して、到着して降りる、
さっと降りてもしばらくドアが空いたまま。そしておもむろに「ドアが閉まります」のアナウンス後ドアが閉まる。
その間、次に乗ろうと1階で待っている人、イライラ増幅なんです。
見ていると、9割位の人が思いやり操作盤で乗り降りしてます。おいコラ、そこ使うんじゃない!、といつも思って見ています。
必要じゃない人は使ってはいけない。
もっと思いやりがあるのなら、ドアが開いている動作中に、閉ボタンを押してから降りましょう。すると、降りるとともに閉まります。通常の5秒開きも短縮出来るんです。
この話は是非拡散してください。
日本人の9割が、必要のない時は思いやり操作盤を使わない、という社会にしましょう。