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feed 電磁波過敏症 その後 (2021/5/31 8:06:10)

5月29日(土)。

以前より予約していた電磁波過敏症を診てくれるクリニックの予約の日。予約は14:30。場所は東京・荻窪。

感染症が収まらない中なので全行程自家用車移動とし、首都圏での商店立ち入りをなくすため、道中の食事と水はすべて事前に買い込んで行った。

9:30に自宅を出発して12時には埼玉県の三芳PAに到着。ここで1時間の昼食休憩をとって、13:30にはクリニック近くの駐車場に着いた。上信越道も関越道もガラガラだった。

クリニックでは最初に「平衡機能検査」「瞳孔反応検査」「眼球追従運動検査」の3つを受けて、その結果でもってある程度判断するらしい。

結果から行くと「平衡機能検査」では、目を閉じたときの体の重心の移動が大きく、「瞳孔反応検査」では、暗闇で急に光を見た時の瞳孔の収縮が標準より早く、回転する光の点を目で追う「眼球追従運動検査」では目の動きがきれいなsinカーブにならず、ところどころ追従できずにスキップしてしまうという結果が出た。これらは自律神経失調様の症状であり、電磁波過敏症と言ってよいということであった。(「言ってよい」というのは、現時点では正式な病名として認められていないから)「瞳孔反応検査」は電磁波過敏と思い込んでいる人を排除するのに良いそうで、私の場合は思い込みでも何でもない、ということだった。

さて対処方法であるが、主に以下の3つが有効であるという。

(1)体内のカルシウム(Ca)代謝を正常化するためにビタミンDを1000IU/日摂取する。

(2)体内の活性酸素を除去するためにビタミンCを1g/毎食摂取する。

(3)マグネシウム(Mg)を摂取する。

(1)は神経細胞中の情報伝達物質であるCaが電磁波により細胞からたたき出されてしまい、神経細胞間の情報伝達がうまくいかなくなるうので、Caの代謝を正常化するのにビタミンDがよいとのこと。



(2)は電磁波により体内に活性酸素が生成されてしまうので、抗酸化作用のあるビタミンCが良いとのこと。ビタミンCは動物の体内ではブドウ糖から生成できるらしいのだが、サル以上の高等生物ではブドウ糖はそのまま脳で使うことになって自分で生成できなくなっているとのこと。だからサルは餌から5g/日程度は摂取しているらしい。人間もそのくらいは摂る必要があるとのこと。

(3)Mgは詳しい説明は聞けなかったが、最初に電磁波過敏を研究した人が発見した有効な物質がMgであるらしい。ニガリをスーパーで買ってきてみそ汁にでも入れてみろということだった。

他にもグルタチオン、カロテン、ポリフェノール、ω3脂肪酸、亜鉛も良いという話だったが、ここまでくるとバランスよく食事しろと言われているのと同じような気もした。

今回診察してくれた医師に聞きたかったことの一つは「このまま無線をしても良いのか」と言うことだったのだが、趣味をやめてしまうとそれはそれでストレスだから時間を短くしてやればいい、とのこと。

最近の研究で電磁波により脳の血液脳関門が開いてしまう現象が超音波を使った研究で分かっているのだが、電磁波がなくなるとちゃん閉じるのだそうで、脳がむくまない程度の時間に収めよ、ということらしい。

それから寝るときは金属のシートの上に寝て「体をアースする」といいとも言われた。

シールドではなくアース?

シールドももちろん有効らしいが、まず「アース」と言われたのでちょっと半信半疑である。

アースと言っても電気工事用の保安用アースでいいのか、通信用のアースがよいのか不明なのだが、ドクターの話は3Pコンセントの話だったので、保安用アースのことを言っているのだろう。風呂に入っている間も配管などを通じてアースにはなるのですよ、という話も出た。

半信半疑ではあるが、アースバンドでも買ってきて保安用のアースにでもつなげてみようか…。

ということで、自分的にはまずビタミンDをやってみようかと思う。

 

 


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