無線ブログ集
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PhoneでCQを出す。IC-705編 (2021/5/2 9:56:48)
IC-705のボイスメモリーを使用します。
コンテストやニューイヤーパーティなど、繰り返しCQを出す場面で重宝します。
1.構想
(1)IC-705のボイスメモリーを使用する。
(2)スピーカーマイクロホン(HM-243)のA/Bキーと▲▼キーで操作を完結する。
キー割り当て案 A:Call B:ボイスメモリー送出 ▲:UP ▼:Down
2.設定方法
(1)ボイスメモリーチャンネルへの録音(取説8)
MODEをFMやSSBなどのPhoneモードにする。
MENU > >
VOICE > > REC/SET > > REC > > T1 > >
録音ボタン(赤丸●ボタン) > > マイクに向かって
「CQ CQ CQ2m
こちらは JH6JRN ... どうぞ」 > > 停止ボタン(■ボタン) > > 戻る
▶ボタンで録音状況を確認する。
T1(長押し) > > ネーム編集 > > CQ(などのタイトル) > > 戻る
T1を押すと送信状態となり、録音内容が送信され、同時に再生内容がモニターできる。
(2)マイクロホンキーの設定(取説13-6)
MENU > > SET > > 機能設定 > > リモコンマイクキー > >
A: [A] > > CALL
B: [B] > > ボイス/キーヤー/RTTYメモリー 1
▲ [△] > > UP(VFO:kHz)
▼ [▽] > > DOWN(VFO:kHz)
以上で設定は終了。
■動作テストをします。
A/Bキーは良好です。しかし▲▼キーが効きません。???
設定には問題がなさそうでしたが、何度見直してもうまくいきません。
原因は・・・
▲▼キーがパドルの設定になっていたのでした。
この機能は使う予定がありませんので設定を解除します。(取説4-18)
※初期設定ではOFFになっています。
MODEをCWにします。
MENU > > KEYER > > EDIT/SET > > CW-KEY SET > > MIC Up/Down Keyer > > OFF
うまく外れました。これで予定通りのキー操作ができます。
3.実運用手順
(1)▲▼キーとチャンネルチェックでサブチャンネルを探します。
(2)Aキーでコールチャンネルへ移動し、CQおよびサブチャンネルへの誘導を行う。
Aキーでサブチャンネルへ戻る。
(3)Bキーを押して録音したCQを流す。
(4)応答があるまで(3)を、ときどき(2)(3)を行う。
4.その他
上記の設定で操作が大変楽になりました。
IC-7300でもUpDownキーのカスタマイズが可能ですが、こちらはPCと共に使うことがほとんどで単体で使うことがほぼありませんので、上記の設定は利用する機会がありません。