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<「第10回定時社員総会」開催に向けた審議 >JARL、第55回理事会報告を会員専用ページに掲載 (2021/6/11 18:00:16)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年5月22日(土)に連盟会議室およびWeb会議で第55回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和2年度事業報告について」「令和2年度決算について」「社員からの総会提案について」の3議題が審議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。また6月11日夕方にはJARL Webに「第10回定時社員総会議案等について」の告知も掲載された。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第55回理事会報告によると、今回は次の3議題が審議された。いずれも6月27日(日)に行われる第10回定時社員総会に向けたもの。この理事会で決定した議案等はJARL Webの会員専用ページで6月11日に公開された。
第1号議題:令和2年度事業報告について
第2号議題:令和2年度決算について
第3号議題:社員からの総会提案について
第1号議題「令和2年度事業報告について」概要
第10回定時社員総会の報告事項とする「令和2年度事業報告」を審議。令和2年4月1日から令和3年3月末日までの法人の概況、事業の状況及び事業報告の附属明細書並びに令和2年度事業報告(案)の説明がおこなわれ、原案どおり全員異議なくこれを承認した。
第2号議題「令和2年度決算について」概要
第10回定時社員総会に議案として上程する「令和2年度決算」を審議。同年度の収支は、コロナ禍で計画された行事等が中止となるなどの影響があったが、さまざまな施策の奏功で27年ぶりに会員数が増加。その状況において経費見直しや合理化を行った。
企業の経常利益に当たる評価損益前経常増減は△37百万(令和元年度対比で14百万の改善)、収入面では令和元年度対比△59百万(会費収入が会費延長キャンペーン等のため前期比△13百万、刊行物収入が局名録を発行しなかったため、前期比△10百万、雑収入はハムフェア中止で前期比△33百万)。
支出面では令和元年度対比△72.9百万の削減(コロナ禍での行事縮小・中止により地方本部費が△12.1百万、給与等△8百万、旅費交通費が△3.1百万、当期発行しない局名録原価等で刊行物費が△4.9百万、ハムフェア等の中止により広報活動費△44.1百万、選挙開票事務による選挙費が+3.3百万など)。
当期の補填した特定資産の取崩額は19百万で令和元年度対比で6百万改善。「ここ数年さらに改善されているが、引き続き会費収入等を増加させ経費削減に努め収支改善に向け努力する」旨の説明があり、監事から「業務・決算に関する監査の結果として、全体的に適正に処理されていると認められる」との報告があり、原案どおり全員異議なく承認した。
第3号議題「社員からの総会提案について」概要
社員23名から「理事 日野岳 充解任の件」「理事 高尾義則の解任の件」「監事 佐藤 眸
解任の件」の社員提案が提出され、一般社団財団法第43条第2項に基づき、第10回定時社員総会の議題(議案)とするよう求められたことを審議。議論の中で「社員の提案は正確性に欠け、両理事及び監事に関連しない内容を解任理由としている」等の意見があったが、一般社団財団法に定める社員提案としての条件は満たすことから定時社員総会に上程するが、理事会としてはこの提案に反対表明をすることとし、全員異議なくこれを承認した。
また議題審議後の協議事項では「総務省無線局免許情報による会員台帳整備について」「地方広域ハムフェアの予算及び令和3年度地方本部予算の振り込み処理について」などを協議。さらに「監事の監査並びに会計監査について」「総務省の意見募集に対する意見提出について」「北陸地方本部長の就任について(規則ただし書きによる委嘱)」「福井県支部長の就任について(規則ただし書きによる委嘱)」などが報告された。
理事会報告の詳細は下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID・パスワード)内にからPDF形式で閲覧できる。また第10回定時社員総会の議案書も下記関連リンクの案内ページからPDF形式で閲覧できる(会員専用、要ID・パスワード)。
●関連リンク:
・第55回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
・第10回定時社員総会議案等について(JARL Web)