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JARLは賛成、JARDは反対意見! 総務省が「新スプリアス規格への移行期限の延長」の結果を公表し原案どおり実施へ--6月6日(日)~6月12日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/6/13 9:30:19)
先週のアクセスランキング1位になったのは、「<JARDは反対意見を提出>総務省が『新スプリアス規格への移行期限の延長』の意見募集結果と電波監理審議会からの答申を公表」。総務省は新型コロナウイルス感染症による社会経済への影響等から令和4(2022)年11月30日までとしていた新スプリアス規格への移行期限を「当分の間」延長する方針を固め、無線設備規則の一部改正と関連告示の改正案を作成。その同案に対する意見(パブリックコメント)募集を行った結果を2021年6月9日に公表し、この結果を踏まえた上で同日開催された電波監理審議会に諮問して「原案を適当とする」答申が得られたことから、近く関連省令の改正を行う予定だというニュース。パブコメ募集への意見は175件(法人・団体42件、個人133件)に及んだ。
続く2位は、2021年6月6日に「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業株式会社が「アマチュア無線アンテナ・デジタル登録局・船舶・各種受信アンテナ/周辺機器総合カタログ」最新版(2021.4月版)のPDFを公式サイトで公開したという情報に関心が集まった。同社のアマチュア無線用、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用などの最新アンテナシリーズや、モービル基台、SWRメーター、直流安定化電源などの周辺機器が掲載されている。また今回のカタログから「新デジタルモードFT8等での運用時おける注意点」が記載されるようになった。
3位は、モスクワ地域を対象に期間限定でISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年6月9日(水)18時35分から22時50分までと、6月10日(木)17時55分から11日(金)0時50分までの2回行われることを伝える記事。期間中に、ISSが日本の近くを通過するパスは数回あり、受信にもっとも適しているのは沖縄で、九州や中国、四国では設備とロケーション次第で何とかキャッチできるかもしれないとしていたが、条件が厳しいなかで画像受信に成功したという報告も多く届いた。
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1)<JARDは反対意見を提出>総務省が「新スプリアス規格への移行期限の延長」の意見募集結果と電波監理審議会からの答申を公表
2)<FT8等での“耐入力”に関する注意も掲載>第一電波工業、最新版のカタログ(2021.4月版)をPDFで公開
3)<受信の可能性が高いのは沖縄~西日本か?>モスクワ航空大学のSSTV活動、6月9日と10日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信
4)<1か月ごとに細かな改修が続く>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が6月5日にバージョンアップしVer5.32cを公開
5)<ジャーナリスト柳澤秀夫氏(JA7JJN)が“ハムの魅力”をたっぷり解説>27年ぶりのJARL会員増、フジテレビのニュース番組「News イット!」で紹介
6)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年6月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
7)<2種類の同軸コネクタを同梱>コメット、マグネット基台+ケーブル付きの144/430MHz帯アンテナ「MA-721」を新発売
8)<わずかに増加! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(6月7日時点)、アマチュア局は1週間で46局(約7局/日)増えて「385,507局」
9)<電波監視で発覚!>関東総合通信局、許可されていない無線設備を使い指定されていない周波数と空中線電力で通信を行ったハムに59日間の行政処分
10)<減少スピードがさらに鈍化>総務省が2021年4月末のアマチュア局数を公表、前月より528局少ない38万6,060局