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<東京・銀座のテストセンターで8月2日~23日に受験可能>日本無線協会、初の「CBT方式」による第四級アマチュア無線技士を実施 (2021/6/16 11:30:12)
無線従事者国家試験を実施している公益財団法人 日本無線協会は、来年度(令和4年度)から試験日程や試験場所を大幅に拡大できる「CBT方式(コンピュータ利用試験)」の導入を行う計画だ( 4月21日掲載記事参照 )。このほど本格導入に先立って、初となる第四級アマチュア無線技士(4アマ)のCBT試験を2021年8月に実施することを発表した。会場は株式会社CBTソリューションズの「銀座CBTS歌舞伎座テストセンター」(東京都中央区銀座)で、試験は8月2日(月)~8月23日(月)のうちの1日を選択できる。申請期間は7月1日(木)から15日(木)まで、インターネットのみで出願を受け付ける。
アマチュア無線における「CBT方式」の試験は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行っている2アマ・3アマeラーニング養成課程の修了試験、株式会社QCQ企画の4アマeラーニング養成課程の修了試験にも導入されている。いずれもCBTソリューションズが運営する全国280か所の「CBTテストセンター」のうちから、都合のよい会場・時間帯に予約を入れてから出向き、センターに設置されたパソコンで出題される試験に臨むという形式になっている。
今回、日本無線協会が行うCBT方式の4アマ国家試験は、試験会場は限定されているが、22日間の試験期間のうちから希望する日付と時間(10:00~17:15)に受験できること、すべてインターネットを利用して受験申し込みが行えること、試験問題はテストセンターのパソコン画面で出題されることなどが目新しい。来年度の本格導入時には試験会場も大幅拡大することが予想されている。
以下、日本無線協会の発表から抜粋で紹介する。
CBT方式による限定の国家試験の実施について
当協会(公益財団法人日本無線協会)では、デジタル化の進展等を踏まえ、無線従事者国家試験の受験者の皆様の利便性向上の取り組みとして、試験日程や試験場所を大幅に拡大することのできるCBT(Computer Based Testing) 方式による試験の導入を予定していますが、本格導入に先立ち、以下のとおり日程等を限定した試験を実施いたします。
この試験は、当協会が電波法に基づき、これまでと同様の無線従事者国家試験として実施するものです。また、会場・システムの運営等の事務の一部を㈱CBTソリューションズに委託します。
なお、今回のCBT方式による国家試験の実施にあたり、受験者の皆様にはアンケート調査へのご協力をお願いしたいと考えております。皆様からのご意見・ご要望等を参考にCBT方式による国家試験の充実等を図っていく所存です。
★限定の国家試験の概要
①対象の資格
第四級アマチュア無線技士
②実施場所
株式会社CBTソリューションズ 銀座CBTS歌舞伎座テストセンター
(東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー5階)
③実施方法・合格基準等
出題範囲・出題方式(択一式)・試験時間(60分)・合格基準は、従来の筆記による試験と同一です。
④申請期間及び試験日程
・申請期間:令和3年7月1日(木)~7月15日(木)
※ただし、定員になり次第、締め切ります。
・試験日程:令和3年8月2日(月)~8月23日(月)のうちの1日を選択してください。
⑤募集定員
100名(全日程の合計)
⑥申請手続き等
・申請はインターネットのみで受け付けます。
・写真の電子ファイル等、申請に当たりご準備いただく事項がありますので、申請手続・受験方法等の内容をよくご確認の上、試験申請をお願いいたします。
日本無線協会では、今回実施するCBT方式の4アマ国家試験の申請手続き、試験当日の注意事項、試験の受験について、試験結果通知方法などの案内も行っている。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・CBT方式による限定の国家試験の実施について(日本無線協会)
・限定国家試験申請手続き・受験方法等(日本無線協会)
・動画 CBT試験の手順(YouTube/CBTソリューションズ)
・銀座CBTS歌舞伎座テストセンター(CBTソリューションズ)
・公益財団法人日本無線協会