ホーム >> 無線ブログ集 >> IC-705 小型モバイルバッテリー

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link JO7TCX アマチュア無線局 JO7TCX アマチュア無線局 (2024/5/12 15:35:22)

feed IC-705 小型モバイルバッテリー (2021/6/19 14:26:38)

 

 

 USB- Type Cモバイルバッテリーの登場で山岳移動時の電源問題はほぼ解消されたといってよいと思います。IC-705を導入して以来、外部バッテリーとして約8ヵ月、回数にして20回ほどRP-PB201を組み合わせて使ってきましたが、問題な点や不安に感じることは一度もありませんでした。信頼できるバッテリーと思います。ただ自分の場合、運用時間は2時間前後のことが多く、10Wフルパワーでも半分も減らないことが多いです。重さも370gあり、容量は少なくて良いのでもっと小型軽量のものあればと思うようになりました。ネットで探したところ15V3A仕様で小型のものは意外にないのです。大容量を謳うものが多く、当然ながら重いわけです。そんな中で、コンピュケースジャパンというところのJMB-F100PDという機種が見つかり、早速購入してみました。在庫が少なくなっているようで色はピンクのみでした。

 

  付属バッテリー    JMB-F100PD     RP-PB201

 

<仕様>

容量:10000mAh
入力:Type-C  5V 3.0A / 9V 3.0A / 12V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 2.25A
出力:USB-A  5V 2.1A
出力:USB-A  5V 3.0A / 9V 2.0A / 12V 1.5A
出力:Type-C  5V 3.0A / 9V 3.0A / 12V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 2.25A
寸法:109×62×21.5mm
重量:200g

 

 RP-PB201と比べ充電容量半分、重さ、大きさもほぼ半分で、手に持つとそれ以上に軽量コンパクトに感じます。日本製のリチウムセルを使っているとのことですが、製造はmade in chinaです。0~100%まで1%単位で残量表示があり、電源ボタンを押すと残量が表示され、電源が入っていることがわかるようになっています。RP-PB201ではケーブルをリグにつなげば給電されますが、この機種はボタンを押して電源を入れないと給電されない仕様のようです。

 

充電中 Type-C充電器でのみ可

 

 IC-705に15Vトリガーケーブルでつないでみました。受信時0.21A、145MHzFMにて断続的に送信したところ、

 

10W 14.6V、3.17A

9W 14.7V、3.05A

8W 14.7V、2.98A

5W 14.8V、2.37A

3W 14.7V、1.89A

 

 となりました。9~10Wでは仕様を超えた電流が流れているもののダウンすることはありませんでした。10W可能です。ただ、バッテリー側の負荷を考えるとFMの場合8Wほどに抑えておいた方がよいのかもしれません。ノイズの有無については安定化電源と差し替えながら比べてみて、特に気になるものは感じられませんでした。

 

8W送信時

5W送信時

 

 モバイルバッテリーはどれも当たり外れが多いので、使い始めが良くても数回でダメになることもあれば、逆に使うほどに安定してくることもあります。この機種は軽量、コンパクト、かつ10W送信も可能なので、運用時間が長くないのであれば重宝に使えそうな印象はあります。実際のところどの程度持ちこたえてくれるのか、残量表示の何%でリグの電源が切れるのか?など、何度か使ってみてまたレポートしたいと思います。

 

 

 

 

 

 


execution time : 0.014 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
14 人のユーザが現在オンラインです。 (11 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 14

もっと...