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feed ラスベガスの無線屋さんの帰りに日本人に誇りに感じた話 (2021/6/19 16:52:54)

 

ちょうど2年ほど前、仕事で訪れたラスベガスで空き時間にGigaPartsという無線屋さんに足を運びました。その帰りに乗ったUberのドライバーさんの話をしたいと思います。

私が日本人だとわかったのか「日本は良い所だ、日本人が好き」と話しかけられました。海外でこの手の話かけをされた場合、最後にチップを多めに要求してきたりすることが多いので、話半分に聞き流していました。

すると、いきなり「シバタサン、オハヨーゴザイマス!」と軍人のような日本語を話し始めたものだから気になってしまい、色々と話をお聞きすることになりました。

1980年代に、クウェートの日系プラントで2年ほど働いていたそうです。当時、シバタサンをはじめ日本人の同僚には大変良くしてもらい、そこでの経験からエンジニアを目指して米国に移住したそうです。今では子供も大学を卒業させ、ご自身は悠々自適に過ごしてらっしゃるようでした。

日本人はお互いにリスペクトしていて、協調しているのが強みだと彼は言っていました。すれ違う日本車を指さしながら、日本製は違うと力説されてました。残念ながらシバタサンは既に他界されたそうですが、今でも会いたいとのこと。

異国の地でここまで日本人をほめてもらえたのは、日本の先人たちが40年前に外国で誠意ある対応をしてきた結果だと思います。当時、外国から搾取するような対応を取っていたら、当然このような評価にはなっていなかったと思います。

グローバルではグローバルなりのルールがあり、日本はこと外交は下手と言われてます。でも、現場レベルでは日本人の良さが理解してもらえる余地もあることがわかり、嬉しく思いました。

結果的には少し多めにチップを渡し、握手して車を下りたのでした。

 


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