無線ブログ集
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泉ヶ岳 6/20 (2021/6/20 18:19:24)
前回は雨にたたられ散々だった泉ヶ岳。今日は雲の多い天候ではあるものの雨はないだろうと一か月半ぶりに登ってみました。前日までの天気予報が良くなかったからか、登山口行きのバスに乗車したのは自分を含め3人のみ。駐車場付近もいつもに比べ少な目な感じでした。朝もやの薄いガスがかかっていましたが、高度を上げるにつれ晴天になってきました。
いつものカモシカコース。スキー場を一気に登り、岡沼を過ぎて再度の急登。何度登ってもこの急登はこたえます。体調がいま一つで今日はとりわけ長く感じました。かっこうコースと合流し、一登りで山頂着。バス停から80分。尾根を西に進み、少し藪漕ぎして運用場所へ。奥羽山系は全体に雲がかかり、大東岳、面白山、船形山など近くの山のみ見えていました。今日は泉ヶ岳を選んで正解だったようです。
後白髭山 船形山方向
<本日の装備>
リグ IC-705(144MHzSSB、FM)
アンテナ アローライン
バッテリー USB- Type Cモバイルバッテリー(JMB-F100PD)
200gの小型軽量モバイルバッテリーでどの程度運用可能なのか試してみることにしました。2時間の運用。前半の1時間はSSB、後半はFM。15V給電でパワー10W。
バッテリー自体は問題なく持ちこたえてくれました。ただ、後半のFMではリグの熱が半端なく、TEMPメーターはレッドゾーン最大まで上がってしまいました。ヒートシンクを付けていますが焼け石に水。FMで10Wは厳しいようです。終了時のバッテリー残量表示は10%となりました。この時点で15V給電に変わりなく、電圧が下がることはありませんでした。徐々に電圧が下がるのではなく、ケーブル側で定められた電圧を維持できなくなった時点で残量0%表示になる、ということではないかと思います。
今回の運用で残量10%なので、もしFMのみで10W運用を続けた場合は2時間持たない印象です。リグ側も熱くなって持ちませんが・・・。適度にパワーダウンしながら放熱とバッテリーの持ちを調節する、あるいは12Vケーブルを使って熱とパワーを下げるなどすれば良いのかもしれません。おおよそのスタミナは確認できたのでもう少し使い方を工夫してみたいと思います。
交信の方は宮城県内各局のほか山形、福島、岩手各局にQSOいただきました。SSBで9局、FMで10局。SSBをワッチしましたが、遠方の局が聞こえてくることはありませんでした。コンディション的にはいま一つだったようです。自分にとってもっとも身近な山。今シーズンも何度か登って定点運用してみます。