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多重録音「I'm Tore Down/Freddie King」 (2021/6/27 5:49:24)
ブルース・ギターといったらB.B、フレディー、アルバートの3大キングですね。Freddie KingのI’m Tore Downという曲をカバーしてみました。今回は3種類のギターアンプを鳴らしてマイク録りで録音してみました。
リード・ギターはセミアコを使用。歪みエフェクターは使わず、リバーブだけ掛けています。
Fender Blues Jr.です。真空管ならではの太くて粘っこい暖かい音になります。家で鳴らすには爆音になってしまうのと、しょっちゅう故障するのが玉にキズです。
新世代真空管のNutubeを使ったVox MV50 Boutiqueです。Fender Blues Jr.とだいたい同じような音で鳴ります。軽くて小さくて安価です。リバーブは付いてないのでZoom MS-50Gのスプリング・リバーブを掛けました。
最後が半導体アンプのRoland Micro Cubeです。Black Panelというフェンダーアンプに相当するシュミレーターを選びました。クリーンで透明な良い音で鳴っています。真空管に比べると音がやや硬い感じもします。半導体アンプは音が細くなりがちなので、Gainを最大にセットしました。家で小さな音で練習するのにはこんなアンプの方が扱いやすいと思います。
原曲です。黒人のノリはくねくねしてるなあって感じです。ブルースという音楽は元々酒場でダンスミュージックとして演奏されていたのだと思います。楽しそうというか、柔軟で軽快なノリですね。こういうノリを出すのはすごく難しいです。
エリック・クラプトンはフレディ・キングの影響を受けていて、この曲もカバーしています。まさに真空管アンプのオーバードライブサウンドという音です。ダンスミュージックというよりはロックという感じですね。聴いていると体ごと持って行かれるような、迫力というかスピード感があります。
ではまた
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