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JARL第10回定時社員総会ご報告(その5・完) (2021/7/9 0:00:59)
定時社員総会報告 その1 その2 その3 その4 の続きです。
私の投票行動
投票行動を明らかにすることは、選挙で付託を受けた社員の責務と考えますので、私の投票行動を公表します。
第1号議題(決算)
反対
毎年の赤字を、場当たり的に内部留保を取り崩して補填するような無計画な運営は是認できません。一度はノーを突きつけるべきです。
第2号議題(日野岳理事解任)
賛成
無計画な運営を何年も続け、改善できないことに加えて、今年は、社会貢献ガイドラインの作成失敗でJARLに対する総務省の信頼を害したことが決定的です。不明朗な555万5000円の退職金についても、疑惑は深まりました。
第3号議題(髙尾理事解任)
賛成
私から「支部の皆さんが、どれだけ切り詰めて、自腹を切って活動されているか、それに思いをされたことがありますか。」と訴え、不明朗な支出のうち少しでも返金・補填する意思はないかと質問しました。それに対し、「私の親族の葬儀に生花を頂戴しました。本当にありがたく頂戴したことでございます。」という髙尾氏の回答は、あまりにショッキングでした( 報告その1ご参照 )。
第4号議題(佐藤監事解任)
賛成
回答の姿勢は、日野岳氏、髙尾氏よりは好感が持てました。ですが、監事は理事の厳しいお目付役です。現執行部との関係があまりに近すぎる方は、やはり交代していただいた方が良いと考えました。
頂いた旅費
1200円を頂きました。今回から、このような受取書にサインをすることになったそうです。髙尾会長の旅費交通費も、このようにきっちりエビデンスを残してほしいものです。
最寄り駅から会場までの往復運賃は、精算書の上部にあるように680円なのですが、事務局に確認したところ、JARL役員旅費規定第6条第3号「30km以内の交通費は、片道600円とする」により、600円x2=1200円と計算したとのことです(同規定は、社員にも準用されるとのことです。附則第2項。)。上乗せの差額520円をいただく理由は無いと思いますので、少額とないがしろにせず、JARLが正常化された暁に何らかの形でJARLにお戻ししようと思います。
感想
- 社員総会前後に、多くの役員や社員の方とお話しする機会がありましたが、皆さん、私に別に敵対的な対応をされることもなく、ふつうにお話ししています。結論として解任議案に反対された社員の中にも、山内の言っていることは決して間違ってはいない、JARLを良くしたい思いは同じと仰ってくださる方も多いのです。ぶっちゃけていえば、「立場」を問わず、役員も社員も皆、髙尾会長と日野岳専務理事のお二人に振り回されている感じがします。
- 休憩中に髙尾会長とお話をする機会がありました。私が髙尾会長と初めて直接お話ししたのは数年前の東京都支部クラブ代表者会議だったことを覚えていらっしゃるとのことでした( QSOパーティの期間を延長できないのかと具申 したのです)。会長から、あなたたちのやり方は過激すぎる、あなたは弁護士かもしれないが、私は素人なんだからと言われました。私から、大矢理事が出した議案を全部否決されたのはショックでしたよと申し上げると、「あなたが知らない事情がいろいろある」と言い残して立ち去られました。
- JARLにおいて、会員の希望がなかなか叶わない、会員の意見が通らないのは事実だと思います。その理由として、会長が仰るように「あなたが知らない事情」があるのかもしれません。ただ、私には、今の執行部のやり方は、何でもかんでも自分とその仲間だけで抱え込みすぎているように思えます。会員の意見が通らない原因=ボトルネックがどこにあるのか。人手の問題なのか・お金の問題なのか・会員の意識の問題なのか、はたまた執行部にあるのかがわかれば、みんなで知恵を出し合って改善策を生み出すこともできるのではないでしょうか。
- 社員総会のやり方ひとつ取ってみても、執行部としては、社員の意見要望にきちんとした回答を示したり、担当者(委員会や事務局)に回したりといった対応を取る必要があると思います。意見要望を言わせるだけで放置、速記録すら廃止では、社員・会員のフラストレーションは溜まるばかりです。執行部のコミュニケーションのやり方は、改善していただく必要がありそうです。
- 今回の社員総会で意見が出て 、 Hamlife.jpの記事も指摘するように 、いま、執行部と社員・会員の対話・意思疎通を、との期待感が、この上なく高まっています。私は、仲間を募って、何らかの形で、執行部に対話に向けた申し入れをさせていただこうと考えています。執行部がこれに応じてくださることを、とても楽しみにしています。
(2021-07-09 記)