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<27年ぶりのJARL会員数増加など…>日本経済新聞、コロナ禍で「アマチュア無線」や「文通」などアナログコミュニケーションが復権の兆しと伝える (2021/7/12 12:05:36)
日本経済新聞は2021年7月10日付夕刊に、「無線・文通…アナログ復権、電報も利用増 適度な距離感が心地よく」と題した記事を掲載した。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の会員数が27年ぶりに増加したことなどを伝え、コロナ禍で対面でのコミュニケーションが制約されるなか、デジタル化に疲れた中高年やSNSやスマートフォンの情報機器に慣れた若い世代にとって新鮮に感じられるアマチュア無線、文通といったレトロでアナログなやり取りが見直されだしたと伝えている。
「オンラインによる物足りなさから、手書きの文通や電報の利用など、“昔ながらの…”を感じさせるアナログコミュニケーションの復権の兆しを見せている…」
記事では、小学生のころから憧れていたアマチュア無線を楽しもうと、1月に第四級アマチュア無線技士の資格を取得。2月には第三級アマチュア無線技士の試験に合格した、東京大田区に住む田中さん(JM8QVA)を取材。
コロナ禍の前は、日本とオーストラリアを行き来することが多かったが、それが困難になったことから、幼いころに親戚がアマチュア無線で海外と交信していたことを思い出し、外出自粛の時間を利用して無線従事者試験の準備をしたと田中さんは語っている。
また、髙尾義則JARL会長(JG1KTC)が、2020(令和2年)度末の会員数が1994年以来、前年同期比で27年ぶりに増加したこと。すでにアマチュア無線を楽しんでいる人たちの交信時間が増加していること。知らない相手との新鮮な出会い、同じ趣味を持つ仲間との交信が安心感を与えるだろうと、アマチュア無線の魅力を語っている。
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●関連リンク:
・アマ無線・文通・電報 アナログな出会い、コロナで復権-中高年に懐かしさ、若者には新鮮-(日経電子版)
・JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(JARL Web)