無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
戦後のハム再開に尽力したOM各局に感謝! 毎年7月29日はJARLが制定した「アマチュア無線の日」--7月25日(日)~7月31日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/8/1 9:30:55)
先週のアクセスランキング1位は「<戦後のハム再開から69年! 1952年のこの日、全国30局に予備免許>7月29日(木)はJARLが制定した『アマチュア無線の日』」。太平洋戦争の勃発とともに電波の発射停止を余儀なくされた日本のアマチュア無線(当時は「実験用私設無線電信無線電話」。個人が開設する施設は1941年12月時点で331局)が、1952(昭和27)年のこの日に運用再開が認められ、全国の30局に予備免許が発給されたことにちなみ、1973(昭和48)年、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定した。JARLは「戦後のアマチュア無線の再開と、その後のアマチュア無線の発展にご尽力いただいた皆様方にあらためて感謝を申し上げます」とコメントを同日公表した。
続く2位は、アイコム株式会社が2021年7月、HF~50MHz帯のフラッグシップモデルである「IC-7851」の一部地域向けバージョン(おもにヨーロッパ向け)の生産を終了することとし、該当地域のディストリビューター(販売店)に連絡を行ったとするニュース。ここ数日、海外で「IC-7851の生産・販売が終了される」という情報が流れ、「国内での販売はどうなるのか?」「後継機種はハムフェアでお披露目か?」など、様々な憶測が飛び交った。hamlife.jpが独自に入手した情報によると、ヨーロッパ方面で発売されていたIC-7851は、昨年12月に施行されたヨーロッパにおける「欧州新安全規格(EN62368-1)」の規格を満たさなくなった。そのため同社は、IC-7851の一部地域向けバージョン(おもにヨーロッパ向け)の生産を終了することとし、該当地域のディストリビューター(販売店)に終了の連絡を行った模様…というのが真相のようだ。日本国内向けや米国向けなどのIC-7851は今後も生産・販売が継続される。このタイミングでの後継機種発売の情報は得られなかった。
3位は、現在開催中の「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」において、競技会場の周辺で不法電波の監視を強化するため、総務省は過去最大規模となる職員360人を派遣。会場内や周辺で不法な電波の発信がないか調べると、時事ドットコムが伝えた記事だ。同記事には「主会場となる国立競技場前で、不法電波を監視する総務省職員」という説明書きの写真が紹介されている。今回、関東総合通信局、東海総合通信局、近畿総合通信局では、「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置。電波発射源からの方位等を測定して、その位置等を特定する電波監視システム「DEURAS:DEtect Unlicensed RAdio Stations(デューラス)」などを活用して、混信、電波妨害など24時間対応で電波監視体制を強化。また、大手動画共有サイトのYouTube「関東総合通信局公式チャンネル」では、「電波監視Gメンの育成」と題した、大会成功を目指して若手電波監視要員の育成の様子を紹介する動画が話題になっている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<戦後のハム再開から69年! 1952年のこの日、全国30局に予備免許>7月29日(木)はJARLが制定した「アマチュア無線の日」
2)<東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会>総務省が電波監視Gメンなど360人を派遣、競技会場の周辺で不法電波の監視強化へ
3)【独自】<日本や米国向けなどは今後も継続>アイコム、英国など一部地域向けの「IC-7851」の生産を終了
4)<テーマは“よみがえるアマ無線”>朝日新聞、水曜日の連載「専門誌に聞け」コーナーで「CQ ham radio」誌を紹介
5)<IC-705に初対応>アイコム、iPhone/iPadなどのiOS端末に対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」を更新
6)<社長の木下重博氏(JA8CCL)急逝のため>エレクトロデザイン株式会社、7月9日をもって「廃業」を告知
7)<販売会社による再検討の請願を却下>FCC(米国連邦通信委員会)、危険なドローン送信機を販売した会社に286万ドル(約3億円)の罰金
8)<交信有効期間は7月29日(木)から9月26日(日)まで>JARD、今年で最後の「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード2021」(JAIAアワード継承)を開催
9)<サフィックスに「FTDMC」や「FTDM」が付く>デジタル文字通信「FT8モード」の4周年を祝う記念局、各国から8月2日~15日にオンエアー
10)【速報】<7月16日に行われた開局セレモニーの模様>東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念 アマチュア無線記念局「JA1TOKYO」オンエアー開始