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feed <チャンスは2回、受信できそうなのは沖縄?>モスクワ航空大学のSSTV活動、8月6日と7日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信 (2021/8/4 12:05:41)

モスクワ地域を対象に期間限定でISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年8月6日(金)19時50分から翌7日(土)4時10分までと、8月7日(土)18時50分から翌8日(日)0時55分までの2回行われる(日時など変更される場合もある)。期間中に、ISSが九州以西を通過するパスは2回あるが、良好に受信できそうなのは沖縄で、九州の一部では設備とロケーション次第で可能かもしれない。

 

 

ARRL NEWSから

 

 今回の実験は「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」、通称「MVI」のSSTV活動の一環として実施されるもので、ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「RS0ISS」が使用されると思われる。

 

 日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

<参考>運用期間中、九州・沖縄におけるISSの飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)

 

◆沖縄県那覇市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分05秒(方位角298度)
見え終わり:21時11分49秒(方位角170度)
ピーク時の仰角:17.2度

 

★8月7日(土)
見え始め:20時14分25秒(方位角308度)
見え終わり:20時25分01秒(方位角156度)
ピーク時の仰角:33.9度

 

 

◆福岡県福岡市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分03秒(方位角278度)
見え終わり:21時09分14秒(方位角194度)
ピーク時の仰角:5.9度

 

★8月7日(土)
見え始め:20時14分01秒(方位角290度)
見え終わり:20時23分04秒(方位角177度)
ピーク時の仰角:12.4度

 

 

◆鹿児島県鹿児島市

★8月6日(金)
見え始め:21時02分15秒(方位角282度)
見え終わり:21時10分00秒(方位角190度)
ピーク時の仰角:7.3度

 

★8月7日(土
見え始め:20時14分16秒(方位角294度)
見え終わり:20時23分41秒(方位角173度)
ピーク時の仰角:14.6度

 

 

 

 

 

「Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)」は、航空、宇宙、ロケットなどの技術教育・育成を行うるロシアの高等教育機関で、モスクワ工科大学の航空力学学部の一部として、旧ソビエト社会主義共和国連邦当時の1930年に創設された。

 

 今回、同機関が行うSSTV活動の一環として、主にモスクワ地域を対象に期間限定で、国際宇宙ステーション(ISS)からアマチュア無線バンドの145.80MHzを使ってSSTV画像を送信する実験が行われる。

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 また、地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

●関連リンク:
・August 2021 MAI-75 SSTV(ARISS-SSTV images)
・SSTV Transmissions Scheduled from ISS(ARRL NEWS)
・Moscow Aviation Institute(モスクワ航空研究所/国立研究大学)
・モスクワ航空研究所/国立研究大学(教育と開発に関するポータル)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 


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