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SV2021 顛末記 (2021/8/8 19:21:42)
SV2021の移動地は前回の記事のような理由から、八ヶ岳最高峰の赤岳に決定しました。
中央道 諏訪南ICを降りて美濃戸口へ。
ここから少しでも登山時間を短縮すべく、その奥の美濃戸へ車を進めます。
ここから先は悪評高きダートコースですが、私のステーションワゴンでも慎重に進めば腹をすることなく到着することが出来ました。
ただし、車高の低いセダンタイプなどでは結構しんどいかもしれません。
SV開始直前の19時 美濃戸着。
一杯やって取り合えず明日早朝の出発に備えて就寝。
当日は5時出発。
天候は問題なさそうで気温も思ったほど高くもなく気分だけは軽快ですが、何よりこのコロナ渦で体脂肪率が上昇してしまっている体が、想像以上に動きが悪くてビックリ。
ルート分岐上の行者小屋につく頃には結構ヘロヘロになってしまいました。
これで果たして頂上まで行けるのか不安でしたが、しばしの休憩と行動食&流動食をチャージして核心部へ突入。
文三郎道へルートを取り、ハシゴや鎖場の急登をヒイヒイ言いながら、阿弥陀岳が大きく見える分岐点前へようやくたどり着きました。
ここから最後の心臓破りの岩場をよじ登ってようやく山頂着。
何度このまま帰ろうかとも思いましたが、大パノラマがそんな思いを吹き飛ばしてくれました。
早速CBをワッチしてみるも、Eスポが浮き沈みしているようで、高所からCQを出そうものなら迷惑をかけそうなのでLCRへスイッチ。
CQを出すや復調が困難なほど呼ばれます。
(LCR=デジタル波のため重複して呼ばれると音声復調が出来なくなることがあります。)
復調が出来ず距離表示だけ241Km出ているので気になっていると、石川県白山移動のいしかわJR900局より、佐渡島のニイガタAA462局が呼んでいるとQSPを頂きました。
呼びかけているとあっさりQSO成立。
この強さならきっと特小でもQSO出来ると思い特小でチャレンジして頂くと、特小でもなんとかQSOすることが出来ました。
今回、CBの方ではタイミングが合わずQSOが出来ませんでしたが、37年前 15歳の少年はこの場所できっと同じドキドキ感を味わっていたのでしょう。
感無量のひと時でした。
CBの方ではEスポ狙いの局になるべく迷惑をかけないように、タイミングを見計らって多くの局とQSOすることが出来ました。
ワッチしているとEスポ層に飛ばすよりもはるかに遠い距離をグランドウェーブで飛ばしてくる局がちらほら聞こえます。
某ポータブル7の局などは、300Km以上グランドウェーブで飛ばしてきてます。
Eスポ大会中なので聞いているよりほかはありませんが。
~ 短観 ~
八ヶ岳はちょっと特異な位置にありますので、飛び方にはちょっと癖があるようです。
関東の都心部方面には大丈夫ですが、神奈川県方面はちょっと弱いです。
北関東から東北南部へはGWDXが狙えます。
西方面は南アルプスが障壁になるのでちょっと苦しいかもしれません。
西方面を狙うには素直に南アルプス、中央アルプスの方が良いと思われます。
山頂は尾根伝いに広いので運用場所には困らないと思います。
山頂付近には山小屋が点在しているので、泊りでじっくり運用するのもおすすめだと思います。