無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
アンテナの向き修正 (2021/8/12 10:19:59)
台風9号から変わった低気圧の影響で8月9日~10日かけて強い風が吹き、RDPの向きが変わってしまった。
台風10号が太平洋側にずれてくれたのでほっとしていたら、「元台風9号」のことをすっかり忘れていた。おそらく気象情報で「台風」のところを見ると台風10号しか表示されなくなったからだと思う。気象情報はやはり「天気図」を見ないとだめだ。あの間隔の狭い等圧線を見ればすぐわかったこと。基本が大事。
RDPは下段の八木のブームと並行にしてあったのだが、それに対して45度ほどずれてしまった。このままではエレベータダウンできない。雷シーズンでもあるので早急に直さないといけない。しかしそのためにはタワートップまで登らないといけない…。
できることならタワートップには登りたくないのでどうしたものかとタワーを下から眺めていたら、「45度程度のズレなら途中まで降ろせるかも」ということに気づいた。双眼鏡でエレメントとタワーの位置をよく見ると若干の隙間がある。タワーは途中で裾野が広がるので地上までは無理そうだが、てっぺんで作業するよりはマシだ。
そこで、双眼鏡でタワーとエレメントの間隔に注意しながら少しづつエレベータを降ろし始めた。途中間隔が狭くなるとちょっとだけローテータを回して隙間を作り、そろりそろりとタワーの半分くらいまで下げることができた。
その時点でやっとタワーに登り、RDPのマストクランプを少し緩め、少し勢いをつけて回したら向きが直った。
そのあとは普通にエレベータダウンし、緩めたマストクランプを再度締め上げ、ついでに八木とマストベアリングのねじのゆるみをチェックした(マストベアリングCK46のマスト固定ネジとロックナットが緩んでいたので再度締めた)
今日の夕方からまた天気が崩れるそうなので、とりあえずアンテナは下げたままとする。ちょうどいまリグ~PC間のインタフェースが壊れているので、その代替品が届くまではまともに運用できないし(それはそれでいかがなものかと思うが今日の本題ではないので脇に置いておく)、おとなしくしていることにする。