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feed HITACHI CH-580 点検 (2021/8/26 12:42:33)
HITACHI CH-580 点検のためお預かりしました。


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メンテナンスがしやすい無線機です。

品質が良い部品が使われており、ボリュームのガリなども全くありません。

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ハンダ不良、パターン剥離などを点検。

異状なしです。

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ローディングコイルなどしっかりとした部品です。

電解コンデンサーをオール交換します。

コンデンサーの取り方。

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このようなハンダ吸い取りガンが無くても電解コンデンサーをキレイに取る方法。


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まずは、ここ


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コンデンサーの足2本同時にハンダを盛りつけます。

鉛入りのハンダを使ってブリッジにすると溶けやすくて良いです。

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ハンダこてで足を同時に温めてハンダを溶かします。


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ハンダが溶けた状態のとき、ピンセットやラジオペンチで引き抜きます。


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ハンダ吸収線で吸い取ります。


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無水アルコールで洗浄して終了です。


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電解コンデンサーをオール交換しました。


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ドライアップ状態です。


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アンテナコードが束ねられているので外します。


IMGP2829

取り外しました。

少しでも影響がないようにします。

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ANL(オート・ノイズ・リミタ)カットのバイパス配線を追加しました。

CH-580の受信は静かですが、受信感度が悪いわけではありません。

ANLの効きが優秀すぎるために、小さな信号が聞こえずらくなっています。

切替スイッチ用の穴を開けました。

IMGP2843

スイッチを取り付けました。

切替でANLがバイパスされます。

ノイズも大きくなりますが人間の耳は優秀です、ノイズの中から聞き分けてください(笑)。

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受信感度調整。

少し強めの信号を入力。

AM 1Khz 60パーセント変調

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テストポイントからの信号をオシロスコープで見ながら、感度が最大になるように調整します。

カウンターで1Khzが復調されているのがわかります。

キレイなサイン波です。

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受信感度。

ANLをバイパスした状態において、 ー113,0dBm

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周波数。

8CH 27,144Mhz

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送信の調整。

ロッドアンテナを伸ばした状態にて、

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電界強度計の指示が最大になるように調整。


IMGP2846

電界強度の状態を指示しているところです。


IMGP2845

電圧12Vのとき、送信時200mAくらいです。


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出力 0,5W


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スプリアス良好。


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ソニーやナショナルのハンディーCB無線機よりも小型なボディーです。


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