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iMac2010にSSDを搭載する (2021/8/29 20:43:11)
いよいよ当局の主要PCであるiMac2010のSSD化に着手することに。
昨年から友人のWinPCのSSD化を2件ほど実施し、絶大なる速度向上を目の当たりにしてきました。
Macは初めてなのですが、基本的には変わらないはず。
頑張ってやってみよー!
1.手順の確認
Mac,Windows10のデータバックアップ、お気に入りのエクスポート
MacOSのダウンロード、USB(1)への書き出し
iMacの分解・HDD取り出し、SSD装着、本体組み立て
USB(1)を使ってMacOSのインストール
BootCampの開始、ドライバのダウンロード、USB(2)への書き出し
Windows8のインストール
Firefoxのインストール、Windows10のダウンロード(ISO形式)
Windows10インストールファイルのマウント、インストール開始
Windows10の不具合対策
改めて整理したら結構な手順である。
よい子はマネしないよーに(^^;)
2.いざ決行!
(1)Mac,Windows10のデータバックアップ、お気に入りのエクスポート
改造中にもとのHDDが読み取れなくなったらこれまでのデータがすべてお釈迦である。
あとで念仏を唱えなくてもいいように、時間をかけても必ずデータバックアップを取る。
お気に入りのエクスポートをしておくとブラウザを使い始めるときにストレスがなく、良好である。
(2)MacOSのダウンロード、USB(1)への書き出し
iMacの初めのOSは(OS10.6:SnowLeopard)だったかと思う。
その後(OS10.11:El Capitan)まではアップデートした。
BootCampでWin8をインストール、その後順次Win10へアップデート。
最新は(OS11.0:BigSur)だが、機種によってアップデートできる最終OSが決まっている。
iMac2010の場合、(OS10.13:HighSierra)2017年リリースなのでそれほど古くはない。
AppleのサイトからダウンロードしてインストールUSBを作る。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
(3)iMacの分解・HDD取り出し、SSD装着、本体組み立て
A.いよいよiMacを分解します。
ディスプレイカバーは磁石で本体にくっついています。
吸盤で取り出す方法もあるようですが、私の場合指でジワッと剝がしていきます。
磁石がとても強力なので、油断をすると指を挟むので気を付けるように。
アイタッ! (/_;)ユビハサンジャッタ
蓋を開くとディスプレイがむき出しになりますので、傷をつけたり、ほこりがついたりしないように気を付けます。
B.ディスプレイの左右に4本ずつねじがあるので外します。
特殊ねじですが、6角レンチでも緩めることができました。
ディスプレイをゆっくり浮かすと、4本のケーブルがつながっていますので1本ずつ外していきます。
ディスプレイを外すと埃だらけ。掃除機で丁寧に吸い取ります。
C.3.5inchHDDは2本のねじと2本のツメで固定されています。
手前の2本のネジを同じく6角レンチで緩めて外し、手前にゆっくり引き出すと外れます。
ケーブルは3本ついています。丁寧に外していきます。
HDDについているL型金具はSSDで使用しますので、2本のネジを外して分解します。
D.SSDは2inchなので3.5inchタイプへの変換金具が必要です。
先ほど外したL型金具を取り付け、もう片方へは逆方向にネジを取り付け、ツメを作ります。
取り付けはこれを裏返してコネクタを差し込んでネジ止め、となります。
ここで2線ケーブルが余りますが、そのまま組み込みます。
~後ほどこれがよくないことがわかり、再度分解する羽目となります。(T^T)
(4)USB(1)を使ってMacOSのインストール
MacOSのUSB(1)を差し込んで電源投入。
インストールUSBを認識するのでこれを選択。
内蔵ディスクを指定する。SSD,容量500GBを認識していることがわかる。
初めに「消去」を行う。
名前:Macintosh HD ~やはりこれでしょ。
フォーマット:Mac
OS拡張(ジャーナリング)
方式:GUIDパーティションマップ
で、消去。
High
Sierraのインストール画面が出る。かっこいい。
Macintosh HDにインストールする。その後もろもろ...
インストール完了後の画面。美しいですね~♪ しかも起動がめちゃ早い。
Safariのスピードも並みじゃない。これまで見たこともない描画速度!
製造後11年のマシンなのに、これほどのパフォーマンスを秘めていたとは!!!
(5)BootCampの開始、ドライバのダウンロード、USB(2)への書き出し
さて、BootCampの開始です。
初めにWindowsサポートソフトウェア(iMacのドライバーが入っています。)をダウンロード。
AppleMouseやBluetoothのインターフェースなど必要なものがありますので、必ず ダウンロードします。
(6)Windows8のインストール
できることならWindows10をインストールしたいところですが、残念ながら「win8ならいいよ」とあっさり断られてしまいました。仕方なしにwin8のDVDを挿入してインストールを開始します。
次にWindowsをインストールするためのパーティションを作成します。
今回はややWindowsの容量を大きくしています。
インストール先を聞いてきました。
BootCamp用に確保した領域にはインストールできないと表示されました。
ドライブオプションを選択すると、ディスクユーティリティが出てきましたので、このパーティションにフォーマットをかけます。
まあ!Macにくらべたらなんと○○○なスタート画面
Win8って人気なかったですよね。
はじめにデスクトップ出してくれてたらそれほどでもなかったのに。
(7)Firefoxのインストール、Windows10のダウンロード(ISO形式)
それはさておき、Firefoxをダウンロードします。
Win8搭載のIEではMicrosoftのWindowsダウンロードページにたどり着けませんでした。
(8)Windows10インストールファイルのマウント、インストール開始
Win10はISOファイルをダウンロードしてマウントするとインストールディスクとして使用できます。
インストールが始まりました。
その後Windowsサポートソフトウェアから必要なドライバをインストールしてデバイスマネージャーの?をなくしていきます。
(9)Windows10の不具合修正
インストール後いくつか不具合が発生したので記録します。
A.iMacのファン音が大きい
SSD取り付け時に1本残したケーブルがそれです。
これはHDDの温度を検知し、空冷ファンの回転を制御するために使用されていたようです。
ネットを検索するとショートすればファンの高速回転は収まるとのこと。
SSDはHDDのように発熱しないと思われますので、これでよいかな。
もう一度iMacを分解します。2度目なので分解も上手になりました♪
B.時刻合わせができない
サービスのWindowsTimeのスタートアップの種類を自動(遅延開始)に、
インターネット時刻サーバーを ntp.nict.jp
に変更しました。
C.Sleepで復旧できない
設定、システム、電源とスリープ、電源の追加設定、コンピュータがスリープ状態になる時間を変更、詳細な電源設定の変更、スリープ、ハイブリットスリープを許可する:オフ
3.まとめ
その後種々のインストールや設定変更があり相当な時間を費やしたのは事実ですが、SSD化にともないほぼクリーンインストールができたのはよかったのではないかと思います。
速度? 爆速です!いうことなし。
OS起動も、アプリ起動も、スリープ復帰も早い早い♪
特にMac
Safariの速さと言ったら凄い!
ということでiMac2010は今日も元気に働いているのであった。