ホーム >> 無線ブログ集 >> 直近3年間で前月からの減少数が最小に!--総務省が2021年7月末のアマチュア局数を公表、前月より614局少ない38万3,868局

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feed 直近3年間で前月からの減少数が最小に!--総務省が2021年7月末のアマチュア局数を公表、前月より614局少ない38万3,868局 (2021/9/7 12:25:30)

2021年9月6日、総務省は2021年7月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年6月末のデータから1か月間で614局減少し、383,868局となった。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2021年7月末の時点で32局が免許登録している。この1か月の間に16局が廃局となったと思われる。

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から64か月間で52,521局減少したことになる。

 

 

2013年4月末から2021年7月末までのアマチュア局数の推移。2021年6月末から1か月間で614局減少し38万3,868局となった

対前月比での減少数推移を見ると、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていたが、直近では減少スピードの鈍化傾向が続いている

 

 

●2021年7月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 112,162局(112,245局)

・2エリア(東海管内): 49,460局(49,481局)

・3エリア(近畿管内): 46,256局(46,371局)

・4アリア(中国管内): 23,319局(23,364局)

・5エリア(四国管内): 17,706局(17,765局)

・6エリア(九州管内): 31,932局(31,979局)

・7エリア(東北管内): 40,634局(40,682局)

・8エリア(北海道管内):35,180局(35,273局)

・9エリア(北陸管内): 9,319局(9,365局)

・0エリア(信越管内): 15,697局(15,741局)

・6エリア(沖縄管内):  2,203局(2,216局)

 

※カッコ内の数字は2021年6月末の局数を表す

 

 

 

 

 なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局、また北陸総合通信局管内のパーソナル無線局も2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年6月末のデータから0局、さらに近畿総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年7月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅している。

 

 

●2021年7月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳

 

・関東管内: 9局(12局)

・東海管内: 6局(7局)

・近畿管内: 0局(2局)

・中国管内: 2局(2局)

・四国管内: 0局(0局)

・九州管内: 5局(9局)

・東北管内: 1局(4局)

・北海道管内: 6局(8局)

・北陸管内: 0局(0局)

・信越管内: 3局(4局)

・沖縄管内: 0局(0局)

 

※カッコ内の数字は2021年6月末の局数を表す

 

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


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