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KENWOODからデジ簡のTCP-D561BT/TCP-D561/TCP-D261BT/TCP-D261が発表 (2021/9/8 18:23:41)
株式会社JVCケンウッドから最新のデジ簡が発表となりました。
今回発表された以下のモデルは、一般のショップで販売されるモデルではなく、業務用意無線機を扱っている販売店向けのモデルとなっているので、購入希望の方は、業務用無線機を扱っている販売店に相談して頂きたいと思います。
価格についてはオープンプライス、発売時期は2021年9月下旬を予定しているとのことです。
TCP-D561BT 登録局Bluetooth対応モデル-351MHz帯
TCP-D561 登録局Bluetooth対応モデル-351MHz帯
TCP-D261BT 免許局Bluetooth対応モデル-467MHz帯
TCP-D261 免許局Bluetooth対応モデル-467MHz帯
KHS-55BT Bluetoothワイヤレスイヤホン
基本的には、登録局と免許局の2タイプで、それぞれにBluetooth対応モデルと非対応モデルが用意され、合計で4機種の発表となっています。
▲TCP-D561BT/TCP-D561 登録局(3R規格-351MHz)
▲TCP-D251BT/TCP-D251 免許局(3B規格-467MHz)
▲KHS-55BT Bluetoothワイヤレスヘッドセット
企画意図(メーカー発表)
業務用無線機は、一斉通信や即時性といった携帯電話にはない機能を備えていることから幅広い業種で使われており、大型施設における連絡用途を中心に安定した需要があります。また、UHF免許局対応の簡易無線機市場においては従来のアナログ方式からデジタル方式への移行時期にあり、買い替え需要が進んでいます。
今回、当社が発売する業務用簡易無線機(業務用無線販売店取扱モデル)4モデルは、これまで培ってきた通話品質やタフな性能をそのままに、複数のスタッフが共有することに配慮して抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初 ※1 の「SIAA抗菌認証」を取得。幅広い使用シーンでの運用をサポートします。また、業界トップクラス ※3 の薄型設計に加え、使いやすさに配慮したデザインを採用。 装着しやすく、携帯もしやすいサイズ・重量と、悪天候などの環境下の使用にも対応する堅牢性を両立しています。
「TCP-D561BT」「TCP-D261BT」にはBluetooth ® を新たに搭載し、ワイヤレスに対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することで、ケーブルを気にせず快適な運用が可能です。
当社は、資格不要の簡単な申請手続きだけで無線局が開設できる登録制度に対応した「TCP-D561BT/TCP-D561」(30ch陸上・海上用)と、免許制度に対応した「TCP-D261BT/TCP-D261」(65ch陸上・海上用)の発売により、市場投入を進めている抗菌・抗ウイルス加工モデルのラインアップを拡大し、さまざまな業務における使用環境・用途に応じて、安心で快適なコミュニケーションをサポートする商品として提案します。
TCP-D561BT TCP-D261BTの特長
Bluetoothを搭載しワイヤレスヘッドセットに対応
Bluetooth ® を新たに搭載し、ワイヤレス化に対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することにより、ケーブルを気にすることなく、ワイヤレスでPTTモード、PTTホールドモードおよびVOX運用が可能です。また、約3時間の充電で約8時間(Bluetooth ® 電池セーブON時は約12時間)の運用ができます。
4モデル共通の主な特長
1. 業界初「SIAA抗菌認証」を取得した抗菌・抗ウイルス仕様
無線機本体およびバッテリー ※2 に抗菌・抗ウイルス加工を施しました。交通機関、教育機関、ホテル、病院などで多くの実績を持つ抗菌・抗ウイルス材の空気触媒「セルフィール ® 」を採用。ウイルスや菌、臭いの元となる物質に作用し、優れた効果を発揮します。さらに業界初 ※1 となる「SIAA抗菌認証」の取得により、幅広い使用シーンでの運用をサポートします。
2. 業界トップクラスの薄型設計により持ちやすいコンパクトボディーを実現
業界トップクラス ※3 の薄型設計(薄さ28.4mm)により、持ちやすいコンパクトボディを実現しています。また、天面にイヤホンジャックを設置し、ベルトフックを使用して体に装着する場合でも、ポケットに入れる場合でも使用しやすいデザインを採用しています。
3. 過酷な現場での使用を可能にする堅牢な防塵・防水設計
アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合する堅牢なボディを実現。また、IP54/55/67/68 ※4 の防塵・防水設計により、粉塵や放水・水没などが想定される現場での使用を可能にします。
4. 全角最大7文字の表示を可能にする大型液晶搭載
従来比 ※5 約2倍となる大型液晶の採用により、最大で全角7文字、半角 14 文字の表示が可能です。また、画面上部は多くのアイコンが表示でき(2 段表示)、画面下部には操作を補助するキーガイドを表示できます。さらに白色バックライトの採用により、見やすさにも配慮しています。
5. 従来比約30%の音声遅延の短縮を実現
送信してから受信するまでの時間(音声遅延)を従来モデルに比べて ※5 約30%短縮し、よりスムーズなコミュニケーションを可能にします。
6. 主な販売店オプション
1)騒音下やマスク越しの声も聞きやすい「はっきり聞取りモード」 ※6 を搭載
「はっきり聞取りモード」をオンにすることで受信音の高域を強調。
騒音下の音声や、マスク着用時のこもった音声も聞き取りやすくなります。
2)1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT機能 ※7 を搭載
2つのグループのチャンネルを自動的に、交互に受信し、1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT(送信)機能
※7
を搭載しています。さらに、各グループへは専用のPTT(送信)ボタンで直接送信が可能のため、指示もスムーズに行えます。
3)
混信のストレスを緩和する3種類のオート・チャンネル・セレクト(ACS)機能を搭載
・オート・チャンネル・セレクト(ACS)(「TCP-D561BT/TCP-D561」のみ対応)
混信を回避するチャンネル切り替えを自動化。送信側で空きチャンネルを高速サーチし、受信相手も切り替わります。
・グループACS
登録局は30チャンネルを6つのグループ(A~F)に振り分け、サーチを高速化。固定チャンネル感覚で運用できます。また、免許局は65チャンネルを13のグループ(A~M)に振り分けサーチします。
・デュアルグループACS
セカンドPTTでは別グループでグループACSを使用できます。
4)異なるチャンネルへの対応をスムーズにするゾーン設定
エリアごとに使用するチャンネルが異なる場合、ゾーン切り替えだけで各エリアの設定チャンネルに切り替えが可能です。ゾーン設定は最大16エリアまで設定できます。
5)暗転でも目立たない劇場モードを搭載
表示画面と送受信LEDの点灯をOFFにします。ライブの暗転時や、夜間のイベントなどに対応します。
7. その他の販売店オプション
・511通りのUC(ユーザーコード)設定
・コード32,767通りの秘話機能
・選択呼び出し機能搭載(グループ/個別/PTT呼出機能)
・自局ID名送信機能
・ステータス送信機能
・UC一致・不一致機能
・電源ON時の起動画面編集機能
・カスタマイズできる、キー割当て、簡易メニュー、拡張メニュー機能
・スーパー・ロック機能 受信信号強度表示機能 音声アナウンス機能
・VOX機能
・各種操作トーン/着信トーン/7色LED表示などのカスタマイズ
・ワンタッチステータスコール ショート・メッセージ機能 など
<関連リンク>
・TCP-D561BT/TCP-D561