無線ブログ集
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SONY ICB-88H 送・受信できない (2021/9/9 14:27:51)
SONY ICB-88H 送・受信ともにできないとのことでお預かりしました。
分解です。
送・受信ともできず、送信は電波が全く出ていない状態です。
PLLが発振していませんでした。
PLL部分には金属のシールド板が付けられています。
パターン面側のシールドを取り外したところです。
部品実装面側のシールドを取り外したところです。
水晶発振子は1個だけです。
パターンにハンダクラックがあったため修復しました。
パターンを点検し、その他のあやしい場所も修復しました。
PLLが回復し発振しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
しばらく通電してエージングです。
電解コンデンサーの残骸です。
各部の調整。
サービスマニュアルには信号などの取出し場所が明記されていますが、基板上にはテストポイント(TP)が無いのでスズメッキ線を取付けます。
複数箇所に取付けます。 例えばここ、
ここ、など。
VCO電圧を規定の3Vに調整。
PLLの発振出力が最大になるように調整。
基準発振の調整。
最大になるように調整します。
受信感度調整。
サービスマニュアルでは27,080Mhzにて調整を実施するとのこと。
受信感度が最大になるように調整しました。
受信感度の測定。
8CHで確認しました。
ー109,0dBm
Sメーターはほとんど振れませんが復調されています。
チャンネルスキャンの調整。
スキャン点滅のスレッショルド点をVR3にて調整します。
送信調整。
ICB-88Hはヘリカルアンテナ仕様ですが、本機はロッドアンテナに交換されています。
アンテナを伸ばした状態で、
電界強度計の指示が最大になるように調整します。
ヘリカルアンテナからロッドアンテナに交換した場合は、ローディングコイルを含めた再調整が必要ですが、今度はバッチリですね。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
消防団や自治会などで使われていたCB無線機が、昨今のフリーライセンス無線ブームに乗って流通するようです。
不調のCB無線機は廃棄されるものも多いと思いますが、復活させたいですね。
分解です。
送・受信ともできず、送信は電波が全く出ていない状態です。
PLLが発振していませんでした。
PLL部分には金属のシールド板が付けられています。
パターン面側のシールドを取り外したところです。
部品実装面側のシールドを取り外したところです。
水晶発振子は1個だけです。
パターンにハンダクラックがあったため修復しました。
パターンを点検し、その他のあやしい場所も修復しました。
PLLが回復し発振しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
しばらく通電してエージングです。
電解コンデンサーの残骸です。
各部の調整。
サービスマニュアルには信号などの取出し場所が明記されていますが、基板上にはテストポイント(TP)が無いのでスズメッキ線を取付けます。
複数箇所に取付けます。 例えばここ、
ここ、など。
VCO電圧を規定の3Vに調整。
PLLの発振出力が最大になるように調整。
基準発振の調整。
最大になるように調整します。
受信感度調整。
サービスマニュアルでは27,080Mhzにて調整を実施するとのこと。
受信感度が最大になるように調整しました。
受信感度の測定。
8CHで確認しました。
ー109,0dBm
Sメーターはほとんど振れませんが復調されています。
チャンネルスキャンの調整。
スキャン点滅のスレッショルド点をVR3にて調整します。
送信調整。
ICB-88Hはヘリカルアンテナ仕様ですが、本機はロッドアンテナに交換されています。
アンテナを伸ばした状態で、
電界強度計の指示が最大になるように調整します。
ヘリカルアンテナからロッドアンテナに交換した場合は、ローディングコイルを含めた再調整が必要ですが、今度はバッチリですね。
周波数。
27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
消防団や自治会などで使われていたCB無線機が、昨今のフリーライセンス無線ブームに乗って流通するようです。
不調のCB無線機は廃棄されるものも多いと思いますが、復活させたいですね。
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