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feed 泉ヶ岳 9/12 (2021/9/13 10:33:42)

 

 

 定点運用を続けている泉ヶ岳。今年3回目、このところ週末の天気が崩れるのがパターン化していたのですが、やっと秋晴れに恵まれました。午前8時、登山口のバス停着。しばらくぶりの好天で広い駐車場はほとんど埋まっている状態でした。カモシカコースを直登、登り始めが南斜面のスキー場のため日蔭もありません。その日の体調が良いのかどうか、この斜面の登りでだいたいわかります。今日も足がはかどらず、後から登ってきた山ランのグループが追い越していきました。以前は追い越すことの方が多かったのですが、その後も次々追い越され、体力の衰えはいかんともしがたいものがあります。

 

岡沼

岡沼からの泉ヶ岳

山頂

 

 それでもいつもとあまり変わらず90分ほどで山頂着。少し藪漕ぎしていつもの運用場所へ。この間作ったアンテナの中で、今回はブーム長51cmの小型3エレを持参しました。2mのみの運用なので430用エレメントは外して使用。

 

<本日の装備>

リグ FTM-10S(145MHz 10W弱)

バッテリー 小型PDバッテリー(12V給電)

アンテナ 3エレ八木

 

 リグの電源を入れるとなぜかノイズ多めで、S1~2振ってきます。この山頂にノイズ源はないはずで、もしかするとPDバッテリー?とも思ったのですがどうも違う感じがします。気になりつつCQを出したところ、応答はあるもののどの局もなぜか弱めです。スケルチぎりぎりでとぎれとぎれだったり、ノイズに埋もれてしまったり。3エレなり利得が感じられません。腑に落ちないまま呼んでいただいた局と交信を続けていたのですが、こちらの信号はそれなりの届いているようでレポートは悪くありません。一方、こちらの受信は強くなったかと思うと弱くなったり・・・。ふと、同軸ケーブルの引き回しでは?と思い、だらりと地面に垂らしてみたところ51の信号が55まで上がり一気に了解度が良くなりました。ノイズも改善。八木の場合、反射器側の後方に延ばす、あるいは給電部から真横に引き回すのがベストなわけです。でも、それが不可能な場合はマストの途中で留めたりせず、なるべくエレメントから離してテントの張り綱のように垂らすのが良いようです。これまでも経験したことではあったのですが、うっかりしていました。

 

 

 約2時間の運用。宮城、山形、福島、新潟の各局に交信いただきました。0エリアは新潟県長岡市固定局。相手局側で混信があったようで周波数を変え無事交信となりました。もう1局0エリアから応答ありとのアナウンスもいただき、エリア指定で呼んでみましたがノイズに埋もれて了解に至りませんでした。この時点でケーブル引き回しを調整していれば交信できたのかもしれません。11時過ぎ、ヘリコプターが飛来。山頂を10回近く旋回し、その爆音で交信不能になってしまいました。ちょっと消化不良な感じでしたが、帰りのバス時刻もあるので撤収、下山としました。

 

スキー場上部

 

 帰宅後、3エレを点検してみたところ、給電部のボルトが緩んでおり、コネクター接続部が動いてハンダが取れてしまいました。半田不良? 運用中はなんとか持ちこたえたようですが、接点に問題があったかもしれません。今回はいろいろと反省することがありました。いろんな想定をして準備はするのですが、実際に運用してみてわかることは多いです。

 

 

 

 

 

 


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