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<別売コイルで1.8/1.9MHz帯、3.5/3.8MHz帯、4630kHzも運用可能>第一電波工業、移動運用に便利なMF~430MHz帯スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」を発表 (2021/10/19 10:00:20)
「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2021年10月18日、移動運用に便利なロッドアンテナ仕様の垂直スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」を10月下旬から発売すると発表した。RHM12単体で7~430MHz帯をカバーするほか、オプションコイルの装着により1.8/1.9MHz帯および3.5/3.8MHz帯、さらに非常通信の連絡設定用周波数である4630kHzの送受信に対応できる。アンテナ端子はM型、全長は標準仕様時が最大2.75m、オプションの1.9MHz帯コイル装着時は最大約3.1m、3.5MHz帯コイル装着時は最大約2.9m。耐入力はSSBが120W、FM/CWが40W。標準価格(税込)はRHM12が29,700円、オプションコイルセットのRHMC12が12,980円となっている。
第一電波工業は従来、7~430MHz帯をカバーするスクリュードライバー型アンテナ「RHM10」を発売していたが、このほど同製品を全面的にリニューアルした「RHM12」を発表した。新たに全長2mを超えるロッドエレメントを採用し電波の飛びと広帯域化を図り、運用したいバンドへのQSYを簡単にする機構を採用。さらにオプションのコイルを装着することで1.8/1.9MHz、3.5/3.8MHz、4630kHzでも送受信が可能になるというものだ。HF帯ではアマチュア無線バンド以外でもマッチングを取ることができるので海外放送受信などにも利用できる。
以下、同社発表のプレスリリースから抜粋で紹介する。
1.8~430MHz帯スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」
(1.8/1.9MHz、3.5/3.8MHz帯はオプション)
この度弊社では、移動運用に最適な1.8MHz(MF帯)~430MHz(UHF帯)まで力バーできるスクリュードライバー型アンテナ「RHM12」の発売を開始致します。1.8~1.9MHzおよび3.5~3.8MHzはオプションコイル対応となりますが、標準仕様のRHM12単体では7MHz~430MHzまで一挙に運用できる仕様となっております。
これから冬場の移動運用の季節、昼間のコンディションだけなく、オプションエレメントを装着することにより、タ方から夜間にかけて上昇するローバンドを楽しむ方にピッタリのアンテナです。
また、全長2mを超えるロッドエレメントを新たに採用し、広帯域化と飛び受けのさらなる向上が図られています。
★特徴1:TPS (チューニングポイントスケール機能) で狙ったバンドにクイックQSY
従来の数値表示から、直感的にチューニングポイントが選択できる表示にしました。これによりバンドごとに、おおよその位置を覚えておくことでクイックなQSYが可能です。
★特徴2:QML (クイックメタルロック)でスムーズな上下調整と確実なロック機構
従来の樹脂素材から、メタル素材を活用することで、風などによる揺れや、不意に触ってしまった場合でも動きにくく、確実に固定と解除が出来るようにしています。
★スペック:
・周波数: MF~430MHz(標準仕様時 7~430MHz帯)
・耐入力: 120W(SSB)、40W(FM/CW)
・全長:
標準仕様時:約0.6~2.75m
3.5MHz オプションコイル装着時:最大約2.9m
1.9MHz オプションコイル装着時:最大約3.1m
・重量: 約350g(オプションコイル含まず)
・接栓: M型
・発売予定時期: 2021年10月下旬
・希望小売価格:
RHM12:29,700円(税込)
オプションコイル RHMC12:12,980円(税込)
同時発売予定
RHM12専用 1.9MHz/3.5MHzオプションコイル「RHMC12」
7~430MHzに対応したスクリュードライバー型アンテナ「RHM12」のオプションとして、1.9MHz帯と3.5MHz帯が運用可能な追加コイル「RHMC12」を発売いたします。本体コイルとロッドエレメントの間に挿入することで運用が可能となります。また3.5MHz帯コイルを使用することにより、非常通信周波数4630kHzの運用にも対応しており、万が一の際にも安心です。
●関連リンク: 第一電波工業