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九州総合通信局は第七管区海上保安本部大分海上保安部津久見分室と共同で大分市や臼杵市の漁港において、10月20日から21日にかけて船舶に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、免許を受けず漁業用無線機を設置し不法に無線局を開設していた大分市在住の男を電波法違反容疑で摘発した。
九州総合通信局の報道発表は次のとおり。
九州総合通信局は、令和3年10月20日から21日にかけ、大分海上保安部津久見分室と共同で大分市および臼杵市の漁港において、船舶に開設された不法無線局の取り締まりを行い、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
【容疑の概要】
電波法違反(不法無線局の開設)
・被疑者: 大分市在住(職業:自営業)の男性A(68歳)
船舶に設置されていた不法船舶無線局の無線機器
【参考】適用条文(抜粋)等
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
九州総合通信局では「電波利用秩序の維持を図るため、今後ともこのような不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処していきます」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局 船舶に開設した不法無線局を摘発
・海上保安庁第七管区海上保安本部大分海上保安部