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<28/50MHz帯のC4FMデジタルモード受信に対応など7項目>八重洲無線、FT5Dの新ファームウェアを初公開 (2021/11/5 10:30:27)
八重洲無線株式会社は2021年11月4日、C4FMデジタル対応の144/430MHz帯ハンディ機の新製品、FT5Dのファームウェアを初めて更新し、メインファームウェアのVer.1.10をリリースした。同社によると「28/50MHz帯においてC4FMデジタルモードの受信に対応」「Bluetoothヘッドセット接続時と非接続時の音量VOL設定を個別に記憶するように改善」「通常モードからファンクションメニューまたはセットアップメニューで操作後、PMGキーの押下によりダイレクトにPMGモードに移行するように変更」「外部電源接続時、バックライトを常時点灯するように変更」「パスワードを設定するとALL RESETができない不具合を改善」「本体充電時、稀に充電エラー表示が出る不具合を改善」「その他、機能改善および最適化」の7項目の追加変更・改善を行ったという。
八重洲無線のFT5Dの新ファームウェア公開はこれが初めてとなる。今回はメインファームウェアのみバージョンアップされた。発表された新ファームウェアの内容は下記の通り。
★11月4日に公開されたFT5Dの新ファームウェア:
・FT5D用 メインファームウェア Ver.1.10
おもな変更点:
(1)28/50MHz帯においてC4FMデジタルモードの受信に対応しました。
(2)Bluetoothヘッドセット接続時と、非接続時(本体スピーカー出力)の音量VOL設定を個別に記憶するように改善し、切り替え時も適切な音量で運用ができるようにしました。
(3)通常モード(VFOまたはメモリーモード)からファンクションメニューまたはセットアップメニューで操作の後、PMGキーの押下によりダイレクトにPMGモードに移行するようにしました。(同様にPMGモードからファンクションメニューまたはセットアップメニュー操作の後、V/Mキーの押下によりダイレクトにVFOまたはメモリーモードに移行)
(4)外部電源接続時、バックライトを常時点灯するようにしました。
(5)パスワードを設定するとALL RESETができない不具合を改善しました。
(6)本体充電時、稀に「充電エラー」表示が出る不具合を改善しました。
(7)その他、機能改善および最適化を行いました。
なお、ファームウェアの更新には、FT5D付属のUSBケーブルを使用する。無線機とパソコンを接続する前に、アップデートマニュアルを読み、パソコンに必要なソフトウェアとUSBドライバーをインストールする必要がある。アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク: FT5D 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)