無線ブログ集
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11月9日、東海総合通信局は「アマチュア無線局を不法に運用している者がいる」旨の申告に基づき、電波監視システム「DEURAS」で監視したところ、総務大臣の免許を受けずに自宅から通信を行っていたアマチュア無線局と、運用していた第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者を特定。電波法違反により無線従事者として従事することを17日間停止する行政処分を行った。
東海総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
1.違反特定の経緯
当局監視課は「アマチュア無線局を不法に運用している者がいる」旨の申告に基づき、電波監視システムDEURASにより監視したところ、総務大臣の免許を受けていない無線設備を使用し、自宅から通信を行っていた無線局と無線従事者を特定しました。
この行為は電波法第4条第1項の規定に違反するものであり、同法第79条第1項に基づき無線従事者の従事停止処分をするものです。
2.行政処分の内容
行政処分の詳細は以下のとおりです。
被処分者: 三重県伊賀市在住の男性(73歳)
行政処分の内容: 17日間の無線従事者(第三級及び第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
(東海総合通信局の報道資料より)
【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。 (以下略)
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 アマチュア無線局を不法に開設した無線従事者に対して行政処分<17日間の無線従事者の従事停止処分に>