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<コレなら解ける!無線工学の計算問題>東京電機大学出版局、「第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」を刊行 (2021/11/18 12:05:11)
東京電機大学出版局は2021年11月20日に「第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」を刊行する。過去に出題された国家試験の計算問題を収録し、問題ごとに「問題を解くヒント」と「使う公式」を紹介。さらに2アマに必要となる公式集を紹介したほか、意外に忘れがちな計算法則や分数掲載など数学の基礎も紹介している学習書だ。価格は1,870円(税込)。なお昨年6月には1アマ受験者に向けた「第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」も刊行されている。
東京電機大学出版局によると、同書の特徴は下記のとおり。
★第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集
・サイズ: A5判128ページ
・定価: 1,870円(税込)
・発売日: 2021年11月20日
・著者: 吉村 和昭
・内容: 近年の出題傾向に合わせて内容を刷新!国家試験問題に対して、問題を解くヒント・使う公式・一般的な解き方・簡易な解き方を掲載。計算過程はできるだけ省略せずに丁寧に展開。可能な限り「やさしい」解説を目指す。巻末には公式集および数学の基礎も掲載。
<筆者まえがき>
我が国における2019年度末のアマチュア無線技士無線従事者免許証の所有者は約350万人です。そのうち第二級アマチュア無線技士(二アマ)免許証の所有者は約8.3万人で、全体の約2.4%に過ぎません。2019年度の二アマ国家試験の申請者数は984名、受験者数が734名で合格者数351名、合格率は47.8%です。
二アマ国家試験の科目は「無線工学」と「法規」の2科目で、多くの問題は過去問題からの出題です。無線工学30問(試験時間は2時間)のうち、計算問題が5~6問出題されています。計算問題は一見難しい印象がありますが、与えられた数値が異なる場合もあるものの、基本的にはほとんどが過去問題からの出題です。したがって、一旦理解してしまえば、文章問題に比べて覚える内容も少なく、得意分野とすることも可能だと思います。しかも、確実に得点することができます。
一度泳げるようになれば何年も泳いでいなくても泳げますし、一度自転車に乗れるようになっていると何年も乗っていなくても乗ることができます。計算問題も水泳や自転車と似たところがあり、同じ問題について数回、自分で手を動かして計算して理解を深めておくと、ただ単に記憶した知識と違い、頭の中に長く残るのではないでしょうか。
二アマ国家試験の無線工学の計算問題の解法をしっかりとマスターされ、多くの方が資格を取得されることを願っています。本書が皆様の二アマ国家試験の受験の参考になれば幸いです。
<目次>
・本書の使い方
・受験の手引き
・第1部 計算問題を解く
1 電気物理の計算問題を解く
2 電気回路の計算問題を解く
3 電子回路の計算問題を解く
4 送信機の計算問題を解く
5 受信機の計算問題を解く
6 電源の計算問題を解く
7 アンテナの計算問題を解く
8 電波伝搬の計算問題を解く
9 測定の計算問題を解く
・第2部 計算問題公式集
本書の予約購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。なお東京電機大学出版局では1アマ受験者に向けた「第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」を2020年6月に刊行している。
●関連リンク:
・第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾
第2集(東京電機大学出版局)
・第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾
第2集(東京電機大学出版局)