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feed 鷹討山 11/21 (2021/11/22 10:38:36)

 

 

 前回、山頂を踏まなかった鷹討山。この山は隣の深山のように眺望が得られるわけではなく通過点的な地味な山頂です。眺望は東に広がる太平洋のみ。西の蔵王や奥羽山系は樹木で見えません。なので伝搬的に適しているとは言えないのですが、あまり登ってくる人はおらず休憩する人もいないので何度かここで無線運用しています。標高310m。

 

 

 常磐線山下駅下車。たかぶつコースの登山口から沢ルートで登ることにしました。2度下山で使ったことはありますが、登りは初めてです。沢が涸れる突き当りまで直線状に進めばよいはずと思い、少し藪っぽい細道を進むとなぜか沢から離れ、巻きながら標高を上げていることに気づきました。渡渉点をうっかり見過ごし枝道に入り込んでしまったようです。どうも様子がおかしいと思ったものの、枝道探索が目的でもあるのでそのまま進むと東街道コースの尾根道に合流。

沢沿いのルート

 東街道コース尾根道

 

 しばらく登り、まもなく主尾根ということころで今度は右の斜面に藪っぽい枝道があることに気づき入ってみました。笹薮を切り開いたトラバース。どこに続くのかと思いながら進むと視界が開け見慣れた展望地が現れました。ここは沢からのルートとの合流点。道迷い転じて二つの枝道を確かめることとなりました。展望地から主尾根に出れば、ほどなく鷹討山山頂。

 

展望地

山頂近くより

 

 デュアル3エレを設置。2mSSBにて仙台市内や岩手、福島各局にぽつりぽつりという感じで応答いただいたものの後が続きません。その後JP7IEL局とDVモードにてQSO。距離約70km、以前J型アンテナやアローラインでかなり厳しかった記憶があります。今回は3エレの効果か不安なくロングに交信を続けることができました。2時間ほど運用し、さすがに寒くなって撤収。

 

 下山はさきほど見過ごした渡渉点を確かめたいと思い、再度沢ルートへ。展望地のすぐ先に分岐があり左が別尾根の藪道、右が沢ルート。沢に出会うまでに2カ所の枝道があり、その1カ所に入ってみたところ、登山道を整備されているご夫婦に出会いました。2カ所とも先は行き止まりとのこと。いくつか疑問に思っていたルートの貴重な情報を聞かせていただきましたが、皆さん高齢でだんだん人手がなくなり、苦労して作った道も一部は元の藪に戻りつつあるとのことでした。新たに切り開らかれたルートを好んで歩く人は多くはないようです。

 

 

 さて、問題の渡渉点はあっけなく判明。分岐点に赤布もあり、登りの際になぜ気づかなかったのか不思議なくらいです。沢沿いに直進さえすればよいという微細な思い込みがいけなかったのかもしれません。といっても小さな山なのでそう大事に至ることはなし。時には道迷いに身をゆだねるのも里山歩きの醍醐味では、と思わなくもないです。

 

 

 

 

 


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