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IC-705 冷却ファン (2021/11/27 16:08:45)
鷹討山の運用では久しぶりに145MHzDVモードでロングQSOを続けました。10W運用だったこともあり、後半では送信のたびにTEMPメーターがレッドゾーンを行ったり来たりという感じで少し心配になりました。付属バッテリーを外してヒートシンクを取り付けているとはいえ、FMおよびDVモード10W出力で長時間運用の場合、レッドゾーンは覚悟しなければなりません。
ということで冷却ファンを試してみることにしました。純正乾電池ケースにファンを組み込む方法とかスリット部分に取り付ける、あるいは百均のクールファン活用などネットでいろんな情報が出ており参考にさせていただきました。アマゾンで検索するとスマホ用冷却ファンなどというのもあり、この手のものがいくらでも表示されます。世の中には熱くなる商品が増殖しているということでしょうか。
IC-705のバッテリー収納スペースはプラスティック部分が9cm×6cm、その下のアルミシャーシ部分は多少狭くなり、さらにいくつかの凹凸や接点があります。冷却ファンのみであればシャーシに密着させる必要もないわけです。
考慮したのは、1)バッテリースペースへの装着・固定、2)電源ケーブルの取り回し、3)冷却効果、の3点。自分が購入(アマゾン)したのは縦6cm×横6cm×幅1cmのごく一般的なUSBファンで、取り付け可能な最大の大きさかと思います。
シャーシの穴は樹脂板でカバー
PDバッテリーから容易に給電
収納時
さっそくバッテリースペースに装着してみると少しきつめの固定具合が絶妙で、705のためにあるのでは?と思ってしまうほどジャストフィットしてくれました。厚みが1cmなので出っ張りもなし。ケーブルはスペースの空いた部分に格納することにしました。吸出しでも吹き付けでも効果はあまり変わらず、これまで使ってきたヒートシンクに比べると冷え方はだいぶ良さそうです。耐久性は疑問ありですが、しばらくこれを装着して使ってみます。