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<FT8/FT4モードによるDXコンテスト>日本時間12月5日(日)3時から12月6日(月)8時59分まで「FT Roundup Contest」開催 (2021/12/3 9:00:06)
人気のデジタル文字通信「FT8」と「FT4」モードで競うDXコンテスト「FT Roundup Contest」(2018年は「FT8 Roundup Contest」と呼称していた)が日本時間の2021年12月5日(日)3時から12月6日(月)8時59分までの30時間にわたり、80/40/20/15/10mの各バンドで行われる。送信出力は100W以下(100W以上はチェックログ扱い)、QRP(5W以下)に分類。30時間のうち24時間の運用がカウントされ、2回以内で30分以上は休まなければならないなど、細かなルール設定があるので事前に確認しておこう。
2018年に始まったデジタル通信で競うDXコンテスト「FT8 Roundup Contest」は、当初FT8モード限定だったが、2019年から「FT8」の名称が外され「FT Roundup Contest」としてFT8/FT4モードで開催されている。
コンテストのナンバー交換はDX局が「相手局のシグナルレポート」+「001形式」、W(米国)局は「相手局のシグナルレポート」+「州名」、VE(カナダ)局は「相手局のシグナルレポート」+「Province名の記号」を送る。W局とVE局はDXCCエンティティとしてカウントされない。
推奨周波数は、FT4モードが3.580~3.589MHz、7.080~7.089MHz、14.080~14.089MHz、21.080~21.089MHz、28.080~28.089MHz。FT8モードが3.590~3.599MHz、7.090~7.099MHz、14.090~14.099MHz、21.090~21.099MHz、28.090~28.099MHz。通常はサブバンドの帯域を2.5~4kHz幅の帯域内に設定。サブバンドが混雑している場合は、必要に応じて周波数を3kHz刻みで上げていく(FT8の例:7.090MHz→7.093MHz→7.096MHz)。
なおバンドプランの関係で、日本の参加局には80mバンドと40mバンドに下記の周波数が設定されている。
・FT4モード:3.528MHz (JA-JA)、3.570MHz(JA-DX)、7.038MHz(JA-JA)、7.080-7.090MHz(JA-DX)
・FT8モード:3.531MHz(JA-JA)、3.573MHz(JA-DX)、7.041MHz(JA-JA)、7.090-7.099MHz(JA-DX)
コンテストに参加する前に「FT Roundup Preparation/コンテスト前の準備」を読んでほしいと説明している。
ログの提出は終了から7日以内の日本時間12月13日(月)8時59分までにアップロードが必要。詳しくは下記関連リンクから「FT Roundup Contest規約」で確認してほしい。
「FT Roundup Contest」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・FT Roundup Contest規約
・FT Roundup Preparation/コンテスト前の準備
・FT8 Roundup Resources Page