無線ブログ集
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月山神社―黒森山―四方山―深山 12/4 (2021/12/5 9:49:50)
仙台の自宅を出る際は雨。どうなるかと思いましたが常磐線で南に向かう内に明るさが増してきました。浜吉田駅下車。
登山口の上大畑地区はりんごの収穫真っ盛りでした。高台になっているこのあたりは海が眺められる雰囲気の良い場所で、りんご畑の農道を上がった奥に黒森山登山口があります。
正面に黒森山
登山口
月山神社より
鳥居をくぐり、階段状の急坂を登ると月山神社。境内裏手に登山道が続き、雑木と杉林の細道をゆるいアップダウンを繰り返しながら20分ほど登ると主尾根の分岐着。北に向かうと先週登った閑居山、今回は南へ。15分ほどで黒森山山頂。標高255m。IC-705のGPSでは254mを表示。蔵王はじめ奥羽山系は雪雲の中でしたが、北に泉ケ岳、薬莱山が見えていました。仙台方面も天気は回復したようです。
黒森山山頂
遠くに仙台のビル群
山頂で無線運用していると四方山側と閑居山側から2組の登山者が登ってきました。この山頂で人に出会うこと自体、初めてです。そういえば昨年以上に登山道もよく踏まれ、だんだんメジャーな山になってきているのかもしれません。2mSSBで相馬市の固定局と交信、D-starは福島430レピーターにアクセスでき山掛けで交信。
雑木の尾根道を南に30分ほど進み四方山。ここは山頂直下まで車道が上がっており、公園風に整備された台地状の山頂の一角に展望台があります。その下の日当たりの良い場所で2度目の無線運用。D-star仙台青葉レピーターにアクセスし、グーグルマップのAPRSに足跡を残しておきました。2mSSBにて福島市、富谷市固定局と交信。
四方山山頂付近
山頂を後に車道を下り明通峠へ。峠から左へ50mほど先に深山登山口があり、長い登り返しとなります。雷神山、山家山の眺めのない小ピークを越えて進むとこの尾根で唯一の展望地(無名峰)に到着。角田山元トンネルの真上あたり。パンをかじって遅い昼食としました。
無名峰より
さらに登ること20分、深山の一角である国見台に到着。以前は眺望が得られたようですが、今は樹木でなにも見えず。ただ、地形的には崖上に位置しており北の伝搬は悪くないようです。ここで本日3度目の無線運用。JP7IEL局(距離約70km 5W)と145MHzおよび430MHzにて55で良好に交信できました。今回もデュアル3エレ八木。はじめ厳しかったものの入感ポイントを探りかつアンテナを少し斜めにしたところ信号が安定してくれました。モノポールは動かしたり偏波面を変えたりする自由度が高く電波をとらえる面白さがあります。
何度も登っている深山山頂はパスし山寺集落側に下山。いつもの山下駅に向かいました。
山下駅ホームより四方山
自分的にはけっこう長丁場のルートでしたが、無線運用の楽しみがあって疲れはあまり感じずに済みました。見晴らしの良いピークや尾根にてQRV。他の登山者が登ってくれば撤収し次のピークへ。設営、撤収は簡便なものが一番と今回も実感した次第です。