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注文殺到で一旦停止に! 社長急逝で廃業、エレクトロデザイン「在庫処分半額特価セール」に注目集まる--12月5日(日)~12月11日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/12/12 9:30:25)
先週のアクセスランキング1位は、「<社長急逝で7月9日に廃業>エレクトロデザイン株式会社、12月6日から『在庫処分半額特価セール』を開始」というニュース。エレクトロデザインは、米国エレクラフト社の無線機器の日本総代理店として「K1」「K2」「K3」「KX3」「KX2」など同社製品の輸入販売と日本語マニュアルの作成して独自の保証・サポート制度を導入したり、EXPERT社などのSDR無線機器、HEIL SOUNDをはじめとするマイクロホン、欧米各社の電鍵・パドルなど、海外のさまざまな無線機器の輸入販売を行いファンが多かった。しかし、2021年5月9日に代表取締役社長の木下重博氏(JA8CCL)が急逝したことから7月9日をもって廃業。今回、在庫商品の処分を兼ねて、12月6日夕方から公式サイトで「在庫処分半額特価セール」が始まったが、注文が殺到したため「ご注文多数の為在庫を超えた商品が出ております」としてセールを開始して数時間後に一旦停止状態となった。再開は12月13日頃とアナウンスされている。
在庫処分半額特価セールの開始を伝えるエレクトロデザイン株式会社のWebサイト
予約殺到でセール開始数時間で「E-Shopは一旦停止させて頂きます。整理後12月9日又は10日に再開させて頂きます」との案内が出たが、さらに12月9日になって「ご注文多数の為在庫を超えた商品が出ております」という案内とともに「整理後12月13日頃には再開」と告知(エレクトロデザイン株式会社のWebサイトから)
続く2位は、アマチュア無線関連ニュースサイトのパイオニア的存在、読者参加型オンラインマガジン「QTC-Japan.com」が、ハム全盛期(1975年から2000年まで)のアマチュア無線機器関連カタログコレクションを一堂に集めた「Ham Catalog」ページをこのほど開設したニュース。所蔵するメーカー82社、カタログ618点を電子化(PDF形式)して無料で閲覧できるようにした。アマチュア無線機器カタログのコレクションデータは、メーカーごとにアルファベットやアイウエオで並べられ、それぞれ型番で整理されている。すでに存在しないメーカーや、現在はアマチュア無線分野から撤退しているメーカーのカタログも少なくない。
ハム全盛期(1975年から2000年まで)のアマチュア無線機器関連カタログを電子化して一堂に集めた「Ham Catalog」。懐かしいカタログの数々は今では入手困難な資料といえるだろう
3位は、アイコム株式会社が同社公式サイトにおいて、2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手したことを表明したニュース。同社は『これまでは機材、技術的にハードルが高かったSHF帯を、誰もが気軽に運用できるバンドにするために、そしてアマチュア無線の新しい楽しみと可能性を示すために、アイコムは、誰も想像しなかったSHF帯への対応という画期的なアマチュア無線機の開発を進めています。どのようなアイディア、技術が投入されるのか、どのような機能、デザインになるのか、アイコムの新たなる挑戦にご期待ください』と述べている。プロで培った無線技術と、SHF帯の最新デバイスの融合により、どのような製品が登場するか注目だ。
12月10日、アイコムが「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~ Vol.1」と題したリーフレットを公開。「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手しました」との記載がある
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1)<社長急逝で7月9日に廃業>エレクトロデザイン株式会社、12月6日から「在庫処分半額特価セール」を開始
2)<メーカー82社のカタログ618点を収録>QTC-Japan、1975~2000年のアマチュア無線機器カタログを電子化(PDF)して無料公開
3)<新たなプロジェクトの取り組みをスタート>アイコム、「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」の開発着手を表明
4)<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、12月9日(木)17時33分からノートルダム女学院中学高等学校の生徒たち(8N3ND)との交信に再挑戦
5)日本無線協会、令和3年12月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
6)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年12月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
7)<ダンプカーにアマチュア無線機を不法設置>東海総合通信局、岐阜県下呂市・国道41号線において運転手1名を電波法違反容疑で摘発
8)<アマチュア無線の過去 そして 未来を見据えて>創刊から20年を経てデザインやコンテンツなどを刷新! 読者参加型オンラインマガジン「QTC-Japan」
9)<1アマ国試の合格率は「28.0%」と大幅悪化、4アマ新規取得者は1万人を割り込む>総務省、令和2年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
10)<8月3日の官報に掲載>「新スプリアス規格への移行期限を当分の間延長」とする総務省令が公布、即日施行