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TS820-DDS-VFOその4 (2022/1/22 21:03:02)
ESP32DivKitCでのTS820のバンド情報は当初BCDコードに変換する回路にて4ポートでESP32DivKitCに入れていましたが、回路を現実的に組込を考えるとかなり大きな基板となり実現が無理と思われた為、仕様を、BCDコード変換せずにPLL基板から直接11本のバンド選択時の+B電圧出力をそのまま使う方法にし、変換回路部を削減する事にしました。こうする事でハードウェアがかなり減る分、当然製作もかなり楽になります。先ずは回路図をEAGLEでおこしてみました。
前よりBCD変換で使ったダイオード、とバッファーICも削除されているためとてもシンプルになります。バンド情報の+B電圧は+9Vですが、抵抗で分圧してESP32DivKitCの入力につなぎます。+3.3Vに電圧を分圧して入力します。他は、前のBCD変換回路とほぼ同じタイマーIC2個とパルス発生ICの回路です。
ついで、パターンの作成の感を取り戻すため、上記で練習をかねて回路からパターンも起こしています。
まだ、回路自体の動作確認もしてないうちからですので、本当に練習です。ただし、実際にTS820の本体のVFOの横のスペースに収めるサイズの70X100mmにてパターンを作製しました。実験後若干のパターン修正はあるものと見ています。Hi!
また、PLLからの周波数用のB電圧の12本(GND含めて)の出力線をESP32DivKitCの入力ポートに入れる側の回路図を不具合点も修正し今回のDDS−VFO用に作製し直しています。
(不具合点:SI5315Aの出力のピンヘッダーが当初2階建て構造でそのままピンでLPF回路のピンヘッダーに繋ぐつもりで前回作製したが、逆並びとなってしまい上下のピンヘッダーの接続線が交差してしまってた不具合)
動作確認していない回路ですが、パターンも練習がてら作製しました。
昔採った杵柄では無いですが、バンド情報の基板をパターン作製し、次のパターン作製時では、感もあっという間に取り戻せました。特にパターンに線材を使わない様にするために使うジャンパー線の使い方に関しては、本当に上手く出来るようになりました。PCBを切り抜く為の設定も最初やり方を完全に忘れていましたが、EAGLEを触っている内に思い出せました。
ESP32DivKitCの基板の上に載せるLPF回路は、前のシリアル通信型DDS-VFOで使った物と全く同じ回路を使います。(動作実績があります。)
パターンも変更無しです。
回路構成は上記の3回路図で決まりました。あとは実際にブレッドボードで回路部品との配線を行い、ハードが組み上がり次第、ソフトウェアの検討に取り掛かります。ボード用線材が足りないので、既に秋月電子通販に他のICや、セラコン各種合わせて注文済みです。今日発送の連絡がありましたので、恐らく明日辺り届くのではないかと思います。本当に秋月の通販は、到着が速いです。
最初のDDS-VFOのボードは、そのまままだとってあるのですが、今回のBCD変換回路も上手く動作しているので、バラすのはなんとなく気が引けますが、他には小さなブレッドボードしか無いので、今回のTS820本体組込用回路で使用するために部品や配線を取り除く作業を行い次への準備を進めたいと思います。案外動作しているものを壊す感じになるので、動作させるまでの、努力を考えると、壊したくないし、できれば動作した回路として残しておきたいのが本当のところです。
つづく?
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