無線ブログ集
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アイコム株式会社のHF~430MHz帯オールモード機「IC-7100シリーズ」(100Wタイプ:IC-7100、50Wタイプ:IC-7100M、10/20Wタイプ:IC-7100S)の生産・販売終了がこのほど決定した。同社が取引先に出したアナウンスを基に無線ショップが告知を行っている。50WモデルのIC-7100Mはすでに同社の在庫がなく、IC-7100とIC-7100Sは在庫限りとなる模様。
アイコムのIC-7100シリーズは、2013年3月に発表されたHF~430MHz帯のオールモード機。モービル運用を考慮したコンパクトなサイズで本体とスラント型のコントローラーが分離(セパレート)、タッチパネル式の液晶ディスプレイで操作性を向上。さらにD-STARのDVモードにも対応していることから人気を集めてきた。
しかし、IC-7100で使用している一部の主要部品の生産が終了し入手困難になったことから、このほど生産・販売の終了が決定、同社から取引先の無線ショップにアナウンスが出されたもの。現時点で後継機種の案内はない。
一般的にアマチュア無線機が生産終了となるケースとしては「①主要な電子部品が調達不能になり、今後の継続生産ができなくなった」「②代替となる新機種を発売する(した)ため」「③売れ行き減退で継続生産のメリットが薄くなったため」などが挙げられる。生産終了情報をメーカーが公式Webサイト等で告知することはあまりなく、営業担当者が販売店へ個別に案内するのが通例となっている。
●関連リンク:
・IC-7100シリーズ生産終了のお知らせ(CQオーム Facebookページ)
・IC-7100シリーズ製品情報(アイコム)