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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

feed ICB-680 マイク、PTT不良 (2022/1/27 1:32:03)
ICB-680 マイク、PTT不良のためお預かりしました。


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変調が全くかかりません。

AGオーディオゼネレータからの信号をアンプICに入力したところ、変調がかかりました。

マイクユニットの不良です。

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マイクユニットの状態です。

プレートがズレていますよね。

IMGP4351

ユニットを取り外しました。


IMGP4352

プレートがズレています。


IMGP4353

ボイスコイルからの線が千切れて断線しています。


IMGP4354

線をつなぐ加工をしました。

使ったのは同軸ケーブルの外皮線で、一本は髪の毛くらいの細さです。 

画像は髪の毛ではなく実際の一本です。

マイクユニットは修理完了した状態です。

IMGP4355

ダイナミックマイクであることが分かります。

修復した場所はグルーガンで固めてあります。

IMGP4356

マイクユニットの動作点検です。

変調をかけた状態でのオシロスコープの波形です。

正常に動作するのを確認しました。

IMGP4357

マイクOKです。

変調もバッチリかかるようになりました。

IMGP4370

本機は金属モールドの水晶発振子に交換されていました。


IMGP4358

PTTに動作不良があり、スイッチを取り外しました。

接点復活剤を使ったようで油まみれですね。

IMGP4359

分解してアルコール洗浄しました。


IMGP4360

乾燥中

接点復活剤の使用は良いことはありません。

ベークライトやフェノール基板に含浸すると割れてしまいますので、お心当たりの方は一刻も早く洗浄してください。

IMGP4361

接点を研磨したのち組み立てました。

PTTの調子も良いようです。

IMGP4362

受信感度の調整。


IMGP4363

感度が最大になるように調整しました。


IMGP4364

調整後、受信感度。

ー116,0dBm 

ICB−670・680の受信感度はトップレベルです。 

IMGP4365

周波数。


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スプリアス優秀です。

スバラシイです。

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ロッドアンテナを伸ばした状態で、送信に関するコイルなどを調整。


IMGP4371

電界強度計の指示が最大になるように調整しました。


IMGP4372

出力 

0,5W強

IMGP4368

性能を引き出したICB−680は最強です。

お楽しみください。

IMGP4373


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