無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ICB-680 マイク、PTT不良 (2022/1/27 1:32:03)
ICB-680 マイク、PTT不良のためお預かりしました。
変調が全くかかりません。
AGオーディオゼネレータからの信号をアンプICに入力したところ、変調がかかりました。
マイクユニットの不良です。
マイクユニットの状態です。
プレートがズレていますよね。
ユニットを取り外しました。
プレートがズレています。
ボイスコイルからの線が千切れて断線しています。
線をつなぐ加工をしました。
使ったのは同軸ケーブルの外皮線で、一本は髪の毛くらいの細さです。
画像は髪の毛ではなく実際の一本です。
マイクユニットは修理完了した状態です。
ダイナミックマイクであることが分かります。
修復した場所はグルーガンで固めてあります。
マイクユニットの動作点検です。
変調をかけた状態でのオシロスコープの波形です。
正常に動作するのを確認しました。
マイクOKです。
変調もバッチリかかるようになりました。
本機は金属モールドの水晶発振子に交換されていました。
PTTに動作不良があり、スイッチを取り外しました。
接点復活剤を使ったようで油まみれですね。
分解してアルコール洗浄しました。
乾燥中
接点復活剤の使用は良いことはありません。
ベークライトやフェノール基板に含浸すると割れてしまいますので、お心当たりの方は一刻も早く洗浄してください。
接点を研磨したのち組み立てました。
PTTの調子も良いようです。
受信感度の調整。
感度が最大になるように調整しました。
調整後、受信感度。
ー116,0dBm
ICB−670・680の受信感度はトップレベルです。
周波数。
スプリアス優秀です。
スバラシイです。
ロッドアンテナを伸ばした状態で、送信に関するコイルなどを調整。
電界強度計の指示が最大になるように調整しました。
出力
0,5W強
性能を引き出したICB−680は最強です。
お楽しみください。
変調が全くかかりません。
AGオーディオゼネレータからの信号をアンプICに入力したところ、変調がかかりました。
マイクユニットの不良です。
マイクユニットの状態です。
プレートがズレていますよね。
ユニットを取り外しました。
プレートがズレています。
ボイスコイルからの線が千切れて断線しています。
線をつなぐ加工をしました。
使ったのは同軸ケーブルの外皮線で、一本は髪の毛くらいの細さです。
画像は髪の毛ではなく実際の一本です。
マイクユニットは修理完了した状態です。
ダイナミックマイクであることが分かります。
修復した場所はグルーガンで固めてあります。
マイクユニットの動作点検です。
変調をかけた状態でのオシロスコープの波形です。
正常に動作するのを確認しました。
マイクOKです。
変調もバッチリかかるようになりました。
本機は金属モールドの水晶発振子に交換されていました。
PTTに動作不良があり、スイッチを取り外しました。
接点復活剤を使ったようで油まみれですね。
分解してアルコール洗浄しました。
乾燥中
接点復活剤の使用は良いことはありません。
ベークライトやフェノール基板に含浸すると割れてしまいますので、お心当たりの方は一刻も早く洗浄してください。
接点を研磨したのち組み立てました。
PTTの調子も良いようです。
受信感度の調整。
感度が最大になるように調整しました。
調整後、受信感度。
ー116,0dBm
ICB−670・680の受信感度はトップレベルです。
周波数。
スプリアス優秀です。
スバラシイです。
ロッドアンテナを伸ばした状態で、送信に関するコイルなどを調整。
電界強度計の指示が最大になるように調整しました。
出力
0,5W強
性能を引き出したICB−680は最強です。
お楽しみください。
execution time : 0.018 sec