無線ブログ集
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【RaspberryPi+WSJT-X+D-moni】第6波をIT(情報技術)化のチャンスに。 (2022/1/28 20:58:01)
■増え続ける感染者数
コロナ自粛疲れ、それともオミクロン株は軽症との認識からでしょうか?どこまで行ってピークアウトするのか?終息する日が来るのをひたすらじっと待つしかないのかなぁ・・・。
■在宅と無線
我が家は普通の住宅地なので、人工ノイズが高く、VUですら厳しいものがあります。そのため週末の移動運用では「とにかくノイズが低いところ」へ自然と足が向きます。
しかし、コロナに加え 色々立て込むことが多くなり、楽しみだった移動運用の時間もなかなか取れずにいました。
ただ、そんな状況を助けてくれたのが「今どき」の技術。ノイズにも比較的強く、短時間でも運用できる”FT8”。そしてアンテナが無くとも出来る”D-monitor”です。
どちらもPCでは無く、家にゴロゴロしているRaspberryPi(しかも3B)を使っています。
今どきLinuxというのもなんですが、私は大学からの付き合いなので変な抵抗感も無く遊ぶことが出来てます。
■我が家の構成
個人的に気に入って使っている構成を、ちょっと紹介します。
・RaspberryPi (3 model B)
→現在は上位の4が出ていますが、ウチでいくつか余っている3Bを使いました。記憶が曖昧ですが4,000-5,000円で購入したと思います。
多少configはイジってますが、基本的に吊るしでも問題無いです。
これにWSJT-XとD-monitorをインストールし、同時起動しています。
ちなみに、windowsと異なりraspbianではデフォルトでNTPデーモンが入っているので、時刻は起動するたびにピッタリ同期を取ってくれます。おかげでデジタルモードでは必須の時計合わせが不要になります。
更にはブラウザもありますので、eQSLなどへADIFデータをアップロードする事もここで完結します。
・タッチパネル型モニター(7インチ)
→ROADOMと言うところのモニターを使っています。こちらはアダプタやステレオSP、ラズパイボードから直接接続出来るHDMIケーブル、電源ケーブルなどが付属し、しかもタッチパネルで9,000円弱と言うものです。
画面が小さいのでマウス無しのタッチ操作だけですと少し焦れったいですが、画面もきれいで発色も良いのでオススメです。
モニター裏にはラズパイが取り付けられます
・コードレスキーボード/マウス
→設備はすっきりとさせたいので、どちらもBluetooth接続(コードレス)が出来るものを使ってます。
なお、マウスは複数機器が手元ボタンで切り替えられるので、机の上がマウスだらけになるのも防げます。
・(ID-51 puls2と接続する)データケーブル
→こちらは純正では無く自作品です。
■SDGs的無線
我が家では、RaspberryPiのシステム、IC-705、ID-51、これらを自作のソーラー発電システムの電源を使い運用しています。
QRPだからこそですし、天気に制限されず、ほんのちょっとした時間に出来るのが嬉しい仕組みです。
■ちなみに、運用バンドは
デジタルはFT8が多いです。バンドは1.9~28MHz。 自作1:9UN-UNロングワイヤーにアンテナチューナーの組み合わせです。
D-monitorは、獨協医科大学430か宇都宮430辺りに居る事が多いです。
という事で、あまりアマチュア無線の設備をブログアップすることも無かったのですが、アップしてみました。
OSがwindowsとは違うので少し違和感があるかも知れませんが、廉価でかつコンパクトなシステムですので、この機会にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?