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ICB-880 再生修理 (2022/2/1 13:42:36)
ICB-880 再生修理のためお預かりしました。
基板取り外し。
オーナー様が電解コンデンサーを自分で交換したものの、動作しなくなったため修理して欲しいとのことです。
基板の損傷が見られます。
PLLシールド板の取り外し。
苦労したあとがうかがえます。
ハンダの撤去など、部品の交換はたいへんな作業ですよね。
私もこういう道を歩んできた人間です。
いたるとろに苦労のあとがあります。
断線している場所。
回路図からパターンを修復してゆきます。
ハンダを除去してゆきます。
さて、どうなっているでしょうか。。。
パターンが無くなり、ショートしている場所には配線を引き直します。
片方のリードが欠けた抵抗。
交換しました。
音量最大になったままで全く効きません。
ボリュームがNGです。
分解してみると、
カーボン抵抗帯が焼損していました。
接点間の導通はありません。
交換部品の手持ちは無く、これには困りました。
音量を半分の固定にしてしまいましょう。
抵抗を取り付け。
分圧抵抗を取り付け。
音が大き過ぎました!
抵抗値を変えてカットアンドトライにしても納得できる状態ではありません。
スケルチ側のボリュームと入れ替えてみましたが抵抗値が合わずダメでした。
オーナー様に相談したところ、ジャンク品をお持ちとのこと。
送っていただいたのですが、基板ごと抵抗帯が割れており、残念ながら使用不能でした。
汎用品のボリュームです。
50kΩ Cカーブ
ボリュームにはA・B・C・Dなどカーブ特性というものがあり、何でも良いわけではありません。
人間の耳の特性に合うものはCカーブのものです。
基板取り付け用のものではないため、固定用の爪がありません。
アロンアルファで基板に接着しました。
取り付けに合わない配線は引き直しです。
大丈夫。。これで行けそうです。
汎用品のつまみを取り付けました。
複数箇所で配線がショートしており、破損した半導体は交換しました。
オーナー様が自分で交換した電解コンデンサーはそのままにしました。
アンテナのぐらつきを調整。
各部の調整に入ります。
基準発振の調整。
死の淵からもどってきましたね!
基準発振周波数 8,192Mhz
VCOの電圧を規定の3Vに調整。
PLLの出力を最大に調整。
ダブラーの出力を最大に調整。
送信周波数を調整。
スプリアス良好。
アンテナを伸ばした状態にてアンテナローディングコイルを調整、出力を最大にしました。
出力
0,5W
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー107dBm
ー73dBm 受信のときにSメーター9が標準です。
Sメーター 9を指示しました。
通称「ガンダム」カラーのモデルです。
基板取り外し。
オーナー様が電解コンデンサーを自分で交換したものの、動作しなくなったため修理して欲しいとのことです。
基板の損傷が見られます。
PLLシールド板の取り外し。
苦労したあとがうかがえます。
ハンダの撤去など、部品の交換はたいへんな作業ですよね。
私もこういう道を歩んできた人間です。
いたるとろに苦労のあとがあります。
断線している場所。
回路図からパターンを修復してゆきます。
ハンダを除去してゆきます。
さて、どうなっているでしょうか。。。
パターンが無くなり、ショートしている場所には配線を引き直します。
片方のリードが欠けた抵抗。
交換しました。
音量最大になったままで全く効きません。
ボリュームがNGです。
分解してみると、
カーボン抵抗帯が焼損していました。
接点間の導通はありません。
交換部品の手持ちは無く、これには困りました。
音量を半分の固定にしてしまいましょう。
抵抗を取り付け。
分圧抵抗を取り付け。
音が大き過ぎました!
抵抗値を変えてカットアンドトライにしても納得できる状態ではありません。
スケルチ側のボリュームと入れ替えてみましたが抵抗値が合わずダメでした。
オーナー様に相談したところ、ジャンク品をお持ちとのこと。
送っていただいたのですが、基板ごと抵抗帯が割れており、残念ながら使用不能でした。
汎用品のボリュームです。
50kΩ Cカーブ
ボリュームにはA・B・C・Dなどカーブ特性というものがあり、何でも良いわけではありません。
人間の耳の特性に合うものはCカーブのものです。
基板取り付け用のものではないため、固定用の爪がありません。
アロンアルファで基板に接着しました。
取り付けに合わない配線は引き直しです。
大丈夫。。これで行けそうです。
汎用品のつまみを取り付けました。
複数箇所で配線がショートしており、破損した半導体は交換しました。
オーナー様が自分で交換した電解コンデンサーはそのままにしました。
アンテナのぐらつきを調整。
各部の調整に入ります。
基準発振の調整。
死の淵からもどってきましたね!
基準発振周波数 8,192Mhz
VCOの電圧を規定の3Vに調整。
PLLの出力を最大に調整。
ダブラーの出力を最大に調整。
送信周波数を調整。
スプリアス良好。
アンテナを伸ばした状態にてアンテナローディングコイルを調整、出力を最大にしました。
出力
0,5W
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー107dBm
ー73dBm 受信のときにSメーター9が標準です。
Sメーター 9を指示しました。
通称「ガンダム」カラーのモデルです。
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