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feed ICB-880 再生修理 (2022/2/1 13:42:36)
ICB-880 再生修理のためお預かりしました。


IMGP3373

基板取り外し。


IMGP3382


IMGP3381

オーナー様が電解コンデンサーを自分で交換したものの、動作しなくなったため修理して欲しいとのことです。

基板の損傷が見られます。

IMGP3375

PLLシールド板の取り外し。


IMGP3400

苦労したあとがうかがえます。

ハンダの撤去など、部品の交換はたいへんな作業ですよね。

私もこういう道を歩んできた人間です。

IMGP3376


IMGP3377

いたるとろに苦労のあとがあります。


IMGP3379

断線している場所。


IMGP3380

回路図からパターンを修復してゆきます。


あ

ハンダを除去してゆきます。

さて、どうなっているでしょうか。。。

IMGP3384

パターンが無くなり、ショートしている場所には配線を引き直します。


IMGP3402

片方のリードが欠けた抵抗。

交換しました。

IMGP3385

音量最大になったままで全く効きません。

ボリュームがNGです。

IMGP3391

分解してみると、


IMGP3392

カーボン抵抗帯が焼損していました。

接点間の導通はありません。

IMGP3393

交換部品の手持ちは無く、これには困りました。

音量を半分の固定にしてしまいましょう。

抵抗を取り付け。

IMGP3408

分圧抵抗を取り付け。

音が大き過ぎました! 

抵抗値を変えてカットアンドトライにしても納得できる状態ではありません。

スケルチ側のボリュームと入れ替えてみましたが抵抗値が合わずダメでした。

IMGP3431

オーナー様に相談したところ、ジャンク品をお持ちとのこと。

送っていただいたのですが、基板ごと抵抗帯が割れており、残念ながら使用不能でした。

IMGP3430

汎用品のボリュームです。

50kΩ Cカーブ

ボリュームにはA・B・C・Dなどカーブ特性というものがあり、何でも良いわけではありません。
人間の耳の特性に合うものはCカーブのものです。

IMGP3432

基板取り付け用のものではないため、固定用の爪がありません。

アロンアルファで基板に接着しました。

IMGP3433

取り付けに合わない配線は引き直しです。


IMGP3434

大丈夫。。これで行けそうです。


IMGP3435

汎用品のつまみを取り付けました。


IMGP3436

複数箇所で配線がショートしており、破損した半導体は交換しました。


IMGP3441

オーナー様が自分で交換した電解コンデンサーはそのままにしました。


IMGP3383

アンテナのぐらつきを調整。


IMGP3437

各部の調整に入ります。

基準発振の調整。

死の淵からもどってきましたね!

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基準発振周波数 8,192Mhz


IMGP3395

VCOの電圧を規定の3Vに調整。


IMGP3398

PLLの出力を最大に調整。


IMGP3397

ダブラーの出力を最大に調整。


IMGP3399

送信周波数を調整。


IMGP3406

スプリアス良好。


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アンテナを伸ばした状態にてアンテナローディングコイルを調整、出力を最大にしました。


IMGP3410

出力

0,5W

IMGP3405

受信感度を最大に調整。


IMGP3390

受信感度。

ー107dBm

IMGP3444

ー73dBm 受信のときにSメーター9が標準です。


IMGP3442

Sメーター 9を指示しました。


IMGP3443

通称「ガンダム」カラーのモデルです。


IMGP3439


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