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Timeline

2022年も2月の半ばを過ぎ、今年に入って70局ばかりをログインしました。

「ClubLog」にはTimelineという分析ページがあり、私も時折眺めています。それを見ると今年はほとんどが「Data」で、CWとPhoneはごくわずかです。年ごとの変化を見ると2018年あたりからDataの割合が目立ち始めています。(2019年は多忙でオンエア自体が少なかった)

もちろんこの「Data」の正体は「FT8」なわけですが、FT8はどうしてこんなに急速に普及したのか?

よく言われるのは「ローパワーでも交信できる」とか「小さな設備でも楽しめる」ということですが、私が思うに最大の理由は、

 「交信が定型化されていること」

だと思います。相手のコール、自分のコール、双方のレポート、あとは「RR73」か「73」を送るだけです。それ以外に送るべき情報を考える必要が全くないというのはとても気が楽です。

これがCWだとそうはいきません。「599BK」で定型的にさばいている局以外は、相手の様子を見ながら名前だけ送ってみたり、場合によってはQTHも送ります。最後は「TNX FB QSO」とか「HPE CU AGN」程度の定型表現を組み合わせて、終話に持ち込まないといけません。SSBの場合もほぼ同様です。相手がどんなスタイルのQSOをしようとしているのか見当を付けた上で、それに合わせた伝文を考えるというのが地味に面倒なのです。

よく無線を知らない人に「アマチュア無線って何を話しているの?」と聞かれることがありますが、アマチュア無線の楽しみ方の一つは、「ある場所との間で相互に電波を届かせること」であり、その楽しみ方においては「何を話すか」はほとんど関心を持たれていないのです。

そのようなわけで、従来「599BK」あるいは「59QSL?」スタイルのQSOを楽しんできた多くの人のニーズにうまくはまったのがFT8だと思います。

もちろん、たまにはCWでポチポチ電文をやり取りしてみたり、SSBでちょっとした会話をしてみたいときもあります。しかし海外DXにおいては、CWでもSSBでも、10~20分の間安定してQSOをするにはそれなりの設備が必要になります。私のような100W+トライバンダークラスの局でもそういう楽しみ方をするのはなかなか難しいのが現実です。

 

 

 


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