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feed FT-1000MP Mark-V 修理 (2022/2/20 17:47:31)
FT-1000MP Mark-V の修理です。

昨晩、一杯飲んでMark-Vでラジオを聞いていたら、椅子に座ったまま
いつのまにか眠ってしまいました。
ふと、目覚めてRIGを見ると、周波数表示が

「.100.00」

ん? 寝ぼけていて状況が良く分かりません。
こんな周波数聞いてないぞ.....
100KHzとは何が起こった?

バンドスイッチの14MHzをポチッ。
押した通りのバンドの14MHzにはなるのですが、DOWN方向に勝手にスキャンが始まります。
え?
じゃあ10MHzは? 同じです。
どのバンドスイッチを押しても、すぐにスキャンが始まります。

眠っている間に壊れて、どんどんダウンスキャンして、下限の周波数で張り付いていたのです!

マイクは繋いでないので、マイクのDOWNボタンが押されたままでもないし
本体にスキャンなんてボタンあったっけ?
無いよなあ。
じゃあ何でスキャンを始める?

そう言えば、数日前にリセットした時の初期値である
「7.000.00 LSB」 に勝手になっていた事がありました。
バックアップ電池が消耗して、毎回初期値で立ち上がるようになったか。
ラックから引っ張り出して電池交換するのは面倒だなあと思っていたのですが
それ以降初期値で立ち上がることありませんでしたので、そのままにしていました。

と、言う事はCPUのトラブルか?とも思いましたが
CPUが死んでいれば、スキャンもかからないし、周波数表示も
バンド切り替えも出来ないはず。
回路図を出して来て、深夜の
「一人作戦会議」
です。

UP/DOWNを制御する部分の、DOWN側のトランジスタの
E-C間ショートだなと言う推測で、太陽が昇ってきたので
寝る事にしました。

そして、朝ーーーーっ!
お楽しみの、修理開始です。
1時間もあれば終わるなと、気楽な気持ちで修理開始。


オシロスコープで目的のトランジスタを測定。
ガーーーーーーーン,予想は 「大外れ」

オシロスコープのプローブ片手に、回路図から回路を追いかけます。
みーーーつけた。

こんな部品持ってたっけ?

探す
探す
探す

あった!

交換して、緊張の電源ON!
スキャンが止まって、目的の周波数に気持ちよく合わせられます。



直りました。
めでたし、めでたし。

せっかく TS-940S の修理をしようと思ったのに、とんだ邪魔が入ってしまいました。
あー疲れた。
次の休みこそは、 TS-940S だぞ。






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