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FUKUYAMA FDK MULTI-700S 送信で音が鳴る (2022/2/26 2:55:10)
FUKUYAMA FDK MULTI-700S 送信すると音が鳴るとのことでお預かりしました。
パワーコントロールを上げてゆくとギャーーという音が出てしましいます。
修理の履歴があり、手を入れてあるのがわかります。
基板の下に発泡スチロールが敷いてあり、基板を持ち上げています。
基板に曲がりが出ています。
接触不良を押さえて治ったり、振動を押さえて音鳴りを止めようとしたのでしょうか。
基板を念入りに点検、あやしい場所には再ハンダをしました。
送信のTX基板に原因がありそうです。
パターンを点検し、再ハンダを打ちます。
TX基板。
マイク入力から、信号をオシロスコープで追いかけてゆきます。
デビエーションのテストポイント(TP1)まではOKです。
回路に十分な電圧がかかっていませんでした。
ダイオードCD5、CD4交換しました。
TP1からその先クリスタルまでの間、特にコイルの部分があやしいです。
コイルをボンドで固めてあります。
あやしいと思うコイルはこの場所です。
基板を取り外しました。
ボンドを剥がしました。
コイルの振動がセラミックコンデンサーに伝わり、ボンドが鳴きの原因になるとは皮肉なものです。
セラミックコンデンサーを弾くとボンボン音がしますが、セラミックマイクはこれと同じ原理です。
その他の基板でもボンドで固めたところは剥がしました。
結合コンデンサーC17、ダイオードCD5、CD4を外した残骸です。
16,9Mhz クリスタルの動作点検。
ノイズがあるかどうか点検です。
クリスタルの発振に問題はありませんでした。
パワーコントロール。
大きさガイドの面イチ(つらいち)場所にて10Wです。
10WのときRFメーターは最大位置にあります。
10W時、ギャーーと出ていた音は無くなっています。
最大出力は 17Wです。
ギャーーという音は出ません。
周波数。
スプリアス。
子供が見えます、マーカーカウンターでは143,84MHzに ー69,2dBm
Sメーターの照明はLEDです。
受信感度。
ー120,1dBm (SINAD)
部品コストもかけてありスイッチにガリがありません。
メンテナンスがしやすく、技術屋の目線で作られた無線機ですね。
パワーコントロールを上げてゆくとギャーーという音が出てしましいます。
修理の履歴があり、手を入れてあるのがわかります。
基板の下に発泡スチロールが敷いてあり、基板を持ち上げています。
基板に曲がりが出ています。
接触不良を押さえて治ったり、振動を押さえて音鳴りを止めようとしたのでしょうか。
基板を念入りに点検、あやしい場所には再ハンダをしました。
送信のTX基板に原因がありそうです。
パターンを点検し、再ハンダを打ちます。
TX基板。
マイク入力から、信号をオシロスコープで追いかけてゆきます。
デビエーションのテストポイント(TP1)まではOKです。
回路に十分な電圧がかかっていませんでした。
ダイオードCD5、CD4交換しました。
TP1からその先クリスタルまでの間、特にコイルの部分があやしいです。
コイルをボンドで固めてあります。
あやしいと思うコイルはこの場所です。
基板を取り外しました。
ボンドを剥がしました。
コイルの振動がセラミックコンデンサーに伝わり、ボンドが鳴きの原因になるとは皮肉なものです。
セラミックコンデンサーを弾くとボンボン音がしますが、セラミックマイクはこれと同じ原理です。
その他の基板でもボンドで固めたところは剥がしました。
結合コンデンサーC17、ダイオードCD5、CD4を外した残骸です。
16,9Mhz クリスタルの動作点検。
ノイズがあるかどうか点検です。
クリスタルの発振に問題はありませんでした。
パワーコントロール。
大きさガイドの面イチ(つらいち)場所にて10Wです。
10WのときRFメーターは最大位置にあります。
10W時、ギャーーと出ていた音は無くなっています。
最大出力は 17Wです。
ギャーーという音は出ません。
周波数。
スプリアス。
子供が見えます、マーカーカウンターでは143,84MHzに ー69,2dBm
Sメーターの照明はLEDです。
受信感度。
ー120,1dBm (SINAD)
部品コストもかけてありスイッチにガリがありません。
メンテナンスがしやすく、技術屋の目線で作られた無線機ですね。
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