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国際アマチュア無線連合の第1地域(IARU Region1)は現地時間の2022年2月27日、公式サイトに「ウクライナのアマチュア無線局を受信しても、コールサインや場所・周波数は、バンド上、DXクラスター、SNSに関わらず流布しないでください。人命を危険にさらす可能性があります」という注意喚起を掲載した。
こちらの記事も参考に(2022年2月24日掲載)↓
<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
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IARU第1地域でHF委員会の議長を務めるDF5JL Tom Kamp氏が公式サイトに掲載した内容(赤枠内)より。「現在、ウクライナから送信しているアマチュア無線家は、自分の命を危険にさらしていることになります。もしウクライナの局を受信しても、コールサインや場所・周波数は、バンド上、DXクラスター、SNSに関わらず流布しないでください。人命を危険にさらす可能性があります」とある
既報のとおり、ウクライナ国内には2月24日に非常事態宣言が発令され、30日間にわたり「デモの禁止」「情勢を不安定にする可能性がある情報の作成および流布の禁止」などと並び、「アマチュア無線機の使用禁止」の状態になっている。
しかしその後も、同国のアマチュア局のコールサインがDXクラスターに掲載されたり、FT8でデコードされることがあるという(掲載された情報の真偽やパイレート局か否かは不明)。
こうした状況から、国際アマチュア無線連合の第1地域(IARU Region1)は現地時間の2022年2月27日、公式サイトに「現在、ウクライナから送信しているアマチュア無線家は、自分の命を危険にさらしていることになります。もしウクライナの局を受信しても、コールサインや場所・周波数は、バンド上、DXクラスター、SNSに関わらず流布(Broadcast)しないでください。人命を危険にさらす可能性があります」という内容の注意喚起を、第1地域のHF委員会で議長を務めるDF5JL Tom Kamp氏の名前で掲載した。
TwitterなどのSNSでこうしたQRV情報を見た場合も、不用意に拡散しないよう心掛けたい。
●関連リンク:
・Note(IARU Region1)
・IARU Region1